あがり症に苦しんでいる方、まずはセルフチェックをしてみましょう!
1.あがり症診断セルフチェック
下記のような症状はありませんか?
あてはまる項目をチェックしてみましょう!
□ ①初めての場所へ行くと、「自己紹介をさせられるのではないか」と気が重くなる
□ ②披露宴やパーティーが憂鬱で仕方ない
□ ③親睦会や会合では、いわゆる「ちょっと一言」が回ってこないようにと常に祈っている
□ ④葬儀やホテルのチェックインなど、人前で字を書くのが怖い
□ ⑤プレゼンや朝礼が回ってくると、会社を辞めたいと思う
□ ⑥カラオケや楽器の演奏など、人前で何かを披露するのが嫌でたまらない
□ ⑦電話をかけるのも出るのも怖い
□ ⑧面接や会議などプレッシャーがかかる場面で、どもることがある
1つでも当てはまる人は、あがり症である可能性が高いです。
また、過去のトラウマ体験や苦手意識により、再び同じ場面に遭遇すると、不安や恐怖といった心理的な変化だけでなく、身体的変化も顕著に現れます。
では次に、あがったときの症状別のセルフチェックをしてみましょう。
2.あがりの症状別セルフチェック
あがったときの症状は人それぞれです。
あなたの症状としてあてはまる項目をチェックしてみましょう。
□ ①声・・・震える、上ずる、息苦しい
□ ②手足・・・震える、硬直する
□ ③視線・・・目が泳ぐ、伏し目がち、聞き手を見ることができない
□ ④消化機能・・・胃痛、吐き気、頻尿
□ ⑤話し方・・・どもりがある、滑舌が悪い、早口になる
□ ⑥その他・・・汗が出る、赤面がある
どれも辛い症状ですね。
長引かせると心身ともにストレスがかかってきますので、早めに原因を取り除いていく必要があります。
3.あがり症の人の話し方5つの特徴
あがり症の人には共通した特徴があります。
それをご自身で知るだけでも、あがり症克服への第一歩となります。
あてはまる項目がないかチェックしてみましょう。
□ ①言い訳が多い
「まさか自己紹介をさせられるとは思いませんでした」「何も考えてこなかったので…」などと言い訳から入る人。クセになってしまっているので治しましょう。
□ ②発言がネガティブ
「でも私の話しベタは生まれつきだから」「どうせ上手く行かない」といった「魔の5Dフレーズ」(でも、どうせ、だって、だから、だけど)を連発する人。まずはその口癖を治しましょう。
□ ③話が長い、まとまりがない
聞き手のことをまったく考えていない人です。あがり症の人に限って話が長い人が多いので、要注意!
□ ④聞くときも話すときも無表情
見た目の印象力も話すときの大切な要素です。人に好かれる表情を勉強しましょう。
□ ⑤会話のキャッチボールができない
1対1でも大勢の前でも、相手あってのことです。相手とのコミュニケーションを図りましょう。
このように、あがり症を放置しておくと、ビジネスシーンや日常生活にも支障が出てきます。
症状がひどくなる前に、できるだけ早くあがりを治すことをお勧めします。
4.あがりを抑える3つの裏ワザ
では、どうすればあがらずに話せるの?という疑問がわきますよね。
あります!
誰でもすぐに出来る、簡単にあがりを抑える方法を3つお伝えします。
1.呼吸法で緊張を解く
緊張してくると心臓の鼓動が早まり、汗をかく、赤面する、手足が震える、などの身体的症状が出てきます。
これらの症状は、自分の意思で抑えることはできませんが、呼吸を深くすることで、副交感神経を活発にし、心拍数を下げることができます。
緊張してきたなと感じたら、腹式呼吸法を行います。
おへその下あたりを意識し、ゆっくり息を吸い、ゆっくり吐く。これを繰り返すと落ち着いてきます。
2.筋肉弛緩法でリラックス
リラックスして話すには上半身に余分な力が入っていないことが大切。
体が硬くなっていては、声が詰まってしまい、滑舌も悪くなります。
肩を一度思いきり上げ、その後ストンと落とす、首を回すなどして、上半身をリラックスさせましょう。
3.ありのままの自分をさらけ出す
あがり症の人はとても真面目で完璧主義の人が多く、「他の人から自分はどういう風に見えているんだろう?」「変な風に思われていないだろうか?」と、人の目を必要以上に気にし過ぎる傾向にあります。
自分の実力以上のものを見せようとすると、とたんにプレッシャーが大きくなり、非常に緊張感が高まってきます。
あまりいい格好をしようとせず、ありのままの自分をさらけ出すこと、「ダメでもともと」「失敗してもかまわない」という開き直りの気持ちが大切です。
5.そもそもなんで人前でうまく話せないの?
なんであがり症なんてやっかいな事象が発生するのでしょうか?
私たちは、学校で「読み」「書き」は習っても、「話す」ことを学んではきませんでした。
「大勢の前で話す」=未経験、非日常ですから、誰でもうまく話せなくて当然です。
披露宴など改まった場所でスピーチを頼まれた時に大手を振って引き受けられる人、「プレゼン、得意です!」と即答できる人は、実はほとんどいないと思います。
逆に言えば、練習すれば誰でも上達するチャンスがあるということ。
スピーチ・話し方はスキルです。
生まれつき自転車に乗れる人がいないように、元々、人前でのスピーチやパフォーマンスが苦手な人でも、トレーニングすれば上手くなれます。
勇気を出して自転車に乗れるようになった人は、行動範囲が広まり人生が楽しくなるように、あがりを克服すると、人づきあいも仕事や趣味の幅も広がっていくのです。
ほんの少しの勇気と努力で克服可能ですので、楽に、楽しく、できることから少しずつ始めてみましょう!
6.あがり症克服協会の講座ってどんな雰囲気なの?
当協会には、下は小学生から上は80代くらいの方まで、幅広くいらっしゃっていただいています。
リクルート様×大阪国際大学様との共同プロジェクトで講座の様子を撮影した動画がありますので、こちらぜひご覧になってください。
7.あがり症って病気?病院に行く前に!あがり症と薬の関係
最後に、あがり症で病院・薬にかかろうとしている方に、お伝えしておきたいことがあります。
「あがり症」というと、まるで病気のように聞こえますが、「あがり症」自体は正式な病名ではありません。
あがりやすいかどうかは人と比べようもないことなので、言ってみれば「自己申告」の世界です。
医者でもその判断や治療は難しいとされています。
事実、当協会には精神科の先生がいらっしゃることもあり、薬の限界を分かっていらっしゃるからこそご受講されたとおっしゃってくださる方もいます。
また、心療内科に通い薬を服用していたものの、頭がボーっとするだけでかえって危なかったという方、薬があることは知っているが副作用として組織の長として威厳が薄らぐので薬は拒否していたという方などがいらっしゃいます。
病気でもないのに薬に頼ることに抵抗感がある方は多いです。薬ですので当然副作用があります。
また、心療内科への通院歴が一度でもあると、各種保険に入りにくくなるという社会生活的なデメリットがあることも意外と知られていない事実で、後から知り後悔される方もいらっしゃいます。
以前より身近に心療内科へ通いやすい社会になっているのはよいとする向きもありますが、あまり気軽に頼りすぎることにはリスクがあることも知っておかなければなりません。
あがり症かどうかは、当然、見た目や普段の性格からは判断できません。
だからこそ、自分の症状に人知れず悩み、長年解決できないでいる人が多いのもまた事実です。
人前で緊張すること自体は悪いことでも異常でもありませんが、「過度の不安・緊張・苦手意識」を放置しておくと、日常生活や仕事にも支障をきたすことがあります。
当協会の活動には、精神科医・医学博士の藤井英雄先生が顧問として就いてくださっており、あがり症克服協会のメソッドは、医学知識を持つ方からの観点でもあがり症克服に非常に効果的と太鼓判を押して頂いています。
藤井先生の見解はこちらの「あがり症とは?」もご参照ください(下記画像をクリックしてください)。
当協会の講師も、受講者様も、薬では治せなかったあがり症が治ったという方がたくさんいらっしゃいます。
受講者様の声はこちらをご参照ください(下記画像をクリックしてください)。
病院でも医者でも薬でも治せなかったことも、ここでは克服してあがり症を治していくことができます。
あきらめないでください!
私も含め、元重度のあがり症だった講師陣がいつでもやさしくお迎えしサポートさせていただきますので、勇気をもってあがり症克服への第一歩を踏み出しましょう。

