自分の心の中にあった事~あがり症と向き合って~

2019.06.30

【人前での自信をなくしたきっかけ】

『あがり症は克服できるはず、自信を持てば、慣れれば改善できるはず』

子供の時は、緊張せずに話できていたから話は出来るようになるはず・・と自分の心の中に常にありました。

人前で恥ずかしくて、冷静に話す事ができない、緊張する、まるで頭に血がぐんと上がるような感覚。。。。脈がぐんぐん波打っては心臓のドキドキが止まらない。
人前で話をしなければならない時に起こる症状。常に興奮状態。話を終えるまでは、緊迫感マックス・・・汗もだらだら、手足にも力が入らず集中力もなくなり、誰かと話しするのも上の空。そんな自覚症状を常に意識し、過ごしていました。

そんなあがり症を自覚し悩みの元となったのは、新入社員の自己紹介がきっかけでした。それまで、あがりの自覚がなかったため、何を言うかも決めておらず、気楽に構えてもいました。いざ、自分の順番になったら、完全なる準備不足です。何を言えばいいか全く考えられず、急に頭が真っ白になり、足に力が入らなくなり普通に立っていられない感覚を初めて経験しました。自分の体を全くコントロールできない事とそんな状況になってしまった自分にびっくりしました。自信を無くし恐くなってしまったのです。

その後は、また同じようになってしまったらどうしよう・・と思う日々の始まりでした。記憶は、ネガティブな気持ちが感覚で記憶に残ってしまい、現実に起きた事より重症化していくばかりでした。いままで出来ていた事が何もできなくなりました。ほんの数人での話あいでも、冷静に考える事もできず、自分の考えをうまく伝えることもできなくなりました。

【人前で話すことの怖さ・・・あがり症を自覚する日々】

資料の読み上げなどは、何度もどもりながら息切れしながらの読み上げをすることも常でした。そのときに緊張している自分の行動に指摘してくれる人がいるならまだ救われた気持ちにもなりますが、視線が気の毒そうな気を使うような視線に耐えられず劣等感はかなり強くなってしまいました。

そのときから、自分は話をうまく話す事は出来ない人だという思いと、人はうまく冷静に話が必要以上出来ているように見えしまっていました。

根本的に自信を削がれてしまっているので、また同じようになったらどうしよう、もっと酷くなったらどうしよう、どんどん深刻化し、もう不安でしかありませんでした。
常に自分が人前で話す事がないか、業務内容やミーティングや朝礼、終礼など事細かくどんな事をするのか、だれがなにをどういう風に言っていくのか心配で常に確認をし、今考えると異常な程までに誰が何をいうかを知っておかないと不安でたまらない状態でした。

【出社拒否から心理カウンセリングへ】

実際に朝礼当番の朝、駅で同僚と会って会話したのにも関わらず、ほんの数分の距離を歩く出社途中、出社することなくそのまま帰宅したときには、同僚も何事かと驚いていたものでした。

悩みを打ち明けてみたものの、気持ちは理解してもらえましたが、何かの解決策がある訳でもなく、頑張って行くしかないよねの結論でした(その通りですけれどね)。

その後、出社途中で帰ってしまう自分は異常ではないのかと悩み、途中で帰ってしまったのをきっかけに、心理カウンセリングを受けたりもしました。
今の苦しい気持ちから抜け出したく、通ってはみたものの、変わるきっかけや変わる可能性を感じたいその当時は、自分の不安な気持ちを聞いてもらうだけのカウンセリングの進め方に無意味さを感じ、途中で行かなくなってしまいました。これはもう解消する事はできないのかと諦めてしまいました。
日常の中で解決する事は出来ないから受け入れて過ごすしかない、日々ごまかしながら過ごすしかない。負担にならないように逃げながら、逃げながら、過ごしていました。

話す機会がある仕事は、話す事が出来ないから辞めるしかないと仕事を辞める判断基準にさえなりました。
結婚・出産を経て子育てをする中でも、働いている時よりもあがりを自覚する場面は減りましたが、当然のように話をする機会はありました。
不自然に避け、子供の役員の仕事に関しては1年先の何らかの説明や自己紹介や話をする機会があるのを察すると、何とか休む事が出来ないのか先々の心配をし、気が重くなっていました。

先読みするのも得意になりました。あがりの症状は、その日の状況や調子によって異なりました。気をそらせば大丈夫作戦や張りつめた空気感を崩すように、必要以上におしゃべりをして、ツッコミを入れて、気を紛らわそうと必死でした。あがり症を治したいのに根本は改善されず、気を紛らわしながら過ごしていました。ごまかしながら、今の状況をあきらめながらも何とか変わりたい気持ちもありながら過ごしていました。

【変わろうと思っても完全に消えなかった不安】

そんな時、スピリチュアルな道へと進むきっかけを作ってくれた人から、今まで自分で気が付かなかった自分の少しだけの特殊能力に気づくきっかけも頂き、ここ数年で自分の生き方や考え方、行動や職業も随分変化をしました。

現在は、ご相談を頂きお悩みに答えるスピリチュアルカウンセリングのお仕事をしています。このお仕事についてから、受け口を広げるために心理学を学び、カウンセリングの2種類の資格取得もしました。もちろん、どんなツールを使おうと悩みが解決できればそれでいいと思う気持ちからくる行動です。安心して欲しかったからです。

そんな自分の環境の変化から心理学の学びもあり、今まで抱えていた悩みが、少しずつ解消されるようにもなりました。しかし、一時的に解消されても完全に解消される事がなかったのです。これはなんなのか、ネガティブはとことん1パーセントの不安までも自分のこだわりに変えてきます。

今だから分かる事、『成功体験の不足からくるものか~』とあがり症克服協会の講座で知る事ができました。あがり症克服に必要な対策が欠けていたのです。

【ずっと気になっていたあがり症克服協会】

あがり症克服協会へ講座申し込みをするきっかけとなったのが、今のお仕事のクライアントさまからの特別教室講師依頼です。

このお仕事をはじめて数年になりますが、1対1では伝えたい事をしっかりと伝える事ができますが、30人程の人数を前にして2時間のお話をする自信がありませんでした。
大勢の方対象だとだれに向かって話をするのか、それ以前にわたしは正真正銘のアガリストです(笑)。結構な苦い経験をしていますし、自分の今までの人生の後半は悩みの元でしかなかった、人前で話をする行動は簡単に引き受ける事はできませんでした。
ご依頼は、1度保留にしました。

断るのではなく保留にしたのは、1年程前から、あがり症克服協会の存在を知っていたからです。

「あがり症を治したい…。」インターネットで検索して、ここの場所なら自分が漠然とした思いのものが形としてあるように感じられ、いつか受講したいと思いながらも差し迫る事もなく、常にチェックしている状況だったからです。
ここで変わらないでいつ変わるのかと自分に自問自答しながら、心に決まっているよねとインターネットで、ベーシックからインストラクター養成講座まで一気に申し込みをして受講を決めました。

【数々のあがり症対策により消えた不安!

初回ベーシックの時の感動を今でも覚えています。みんなが自分と同じ思考パターンにはまっていて、同じような経験をして、同じような事を言っているんです。
自分のあがり症状が一番重症だと、何の競い合いか分からない程、いかに自分のあがり具合がひどいか、きちんと話をすることが出来てないかを言い合っている事でした。

仲間意識も強まりました。どんな職業であろうと年齢や性別も関係なく、悩みが同じなので共有できます。同じような症状で悩み、言い合う事で安堵が生まれました。自分と同じような経験をし、同じ意識で変わろうとしている人達がいるのを知った中で、それぞれの緊張感も感じられ、うまく話せない自分も素直に受け入れて、失敗してもいいと思う安心感がある場所。そこが、あがり症克服協会です。だって最悪な状況を確認するところ、知るために来ている場所、出さなきゃ損なくらいの場所でいいのです。いつもと逆の意識、完璧でいようと思わなくていいのです。

初めての感覚でした。自分の気持ちを理解してもらっている、見守ってもらっている、うまく出来ないところが出せば出すほど、対策が打ち出せると言っていました。新鮮であり安心でしかありませんでした。
自分だけでは、知る事や確認する事のできない自分の癖や、自分を観察することができました。変化を見る事もできました。自分を知る事で、不足しているものを補う事も出来ました。


正しい呼吸の仕方や発生練習、正しい姿勢や話の組み立て方、あがりの症状に、食べ物も影響がある事も知りました。
心と体は当然のように一体です。何となくその日の体調や食べたもので心の変化が少しずつ影響しているのも納得しました。影響しているなら、一定に保つ行動や意識に心がければいいのです。あ・・やればいいんだと安心しました。

改善する事があることも知りました。やる事がある。改善するために必要な対策をすれば変われるのだと可能性を感じました。なんとなく感じていたものが、具体的にきちんと統計も取れて、まとめられていました。数々のあがり症対策が素晴らしいと可能性を感じ、安心しました。

【誰でも変われます。あがり症を克服できる場所。】

幼い時に記憶している自分の行動は、最初は恥ずかしいけど、慣れれば必要以上に気にしなくてもいいし、人はそれほど自分の事を気にしてない事を感覚的に知っており、自分のペースに戻す事も可能でした。それがコントロール出来ていた自分です。

そんな自分に戻る事はもうできないのかとあきらめていた時もあります。振り返ってみると、本当に苦しかったな・・・でも、そんな悩みがあったからこそ、今苦しい気持ちや恥ずかしかった思い、必要以上に考え過ぎてしまっていた過去の行動に、共有できる仲間とあるある話が盛り上がり理解してもらえる場所があり、当たり前に変われる場所があることも知りました。

自分を知る事もでき、練習する場所があるのが、あがり症克服協会。怖がらなくても、あなたの気持ちは充分に知っています。みんな経験していますから。あがり症を治したいと思っているあなたの悩みを理解できない人は誰1人いません。当たり前ですが、みんな同じような思いをしています。自分ひとりではないのです。今まで、あきらめて来たことや、楽しく新たな事に挑戦できる可能性を感じる事ができます。

あがり症克服協会の認定講師になるまでの過程で、自分の中で大きな変化が起こりました。
自分の中での”こだわり”を取り外す事ができました。大きな変化です。

おしゃべりは好きでしたが、自分の事を話す事が極端に苦手でした。
人にどう思われるかを気にしての行動と改めて自覚できました。スピーチ練習を重ねるごとに過剰に気にして、こだわっているのは自分だと認識して、自分の恥ずかしい過去や自分の思いを言葉に出して共有する事で、人にどう思われるかではなく、自分の中でどう行動したくて、自分の思いをしっかりと伝える事がどんなにすっきり感を生み出す事かを知りました。

こだわりを本当に無くす事で、いかに自分が楽に過ごす事が出来るのも知りました。
人それぞれ個性も生活環境も違います。自分のペースで自分が変わろうと思った瞬間に変わる事ができます。

あがり症克服協会は安心できる場所です。
誰もあなたをジャッジしません。変化するための勇気だけが必要です。あがり症を治したい、変わりたいと思った瞬間から変化が始まります。

この記事を書いた人
柴野 千恵子(chieko)
一般社団法人あがり症克服協会 認定講師

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