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あがり症克服コラムColumn

あがり症あるある言いたい~怒涛の55件~

あるある

2024.03.25

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1. あがり症あるあるって?
2. あがり症あるある言いたい~怒涛の55件~
3. まとめ

 
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1.あがり症あるあるって?

あがり症っていうと、精神疾患のように思われがちですが、緊張というと、誰しもが身近に感じる状況だと思います。

あがり症と緊張の明確な線引きはないですが、緊張が緊張を呼んで症状がひどくなっていき、そのことにとても苦痛を感じている状態になると「あがり症」と呼んでいます。

職場や学校で、親しい人に思い切って緊張しやすいことを打ち明けても、「そうなんだね、私もとても緊張はするよ!」「準備しっかりすれば大丈夫だよ!」「深呼吸を5回すれば、どんな場面でも落ち着いてくるよ!」など、やさしい言葉はたくさんかけてもらえますが、人前を同じくらい苦痛に感じている人はいないんじゃないか…と感じるので、ますます「こんなことで悩んでいるのは自分だけだ」と孤独になり、つらくなる悪循環もあります。

でもいまは、ネットの世界で、簡単に仲間が見つけられます。
仲間

あがり症の人にはとってもよく分かってもらえる、あがり症あるあるをご紹介していきたいと思います。

こんなことで悩んでいるのは自分だけじゃない!って知ってもらえたら、それだけでもうれしいです。

2.あがり症あるある言いたい~怒涛の55件~

1.足の震えが目立たないように、ロングスカートはきがち。

または、太めのズボン。女子の方がスカートという選択肢がある分有利か。
ロングスカート

2.震えないようにと思いながらマイクを持つと、返って震えがち

ちゃんと「努力逆転の法則」が成功を邪魔してくる。

3.店員に声をかけられたくないので近づいてきたら逃げる動きしがち

目をあわせないように、自然の成り行きを装って一旦興味もない売り場に移動。

4.自分からはあいさつせずに、相手の出方待ちがち

特にけっこう遠目で相手を発見して近づいてくる間、視線が定まらない。

5.電車やバスで席をゆずれずかたまりがち。

気持ちはあれど、行動にうつせず。ただ、1日の終わりの後悔のネタにもなる。

6.原稿を読んでるふりして、ささっと終わらせがち

あがって全部読み切れない見通しがたつと、適当に途中ではしょって終わらせに向かう。

7.パワーポイントプレゼンのとき、レーザーポインター拒否しがち

赤い点がプルプル定まらないのを見せつける行為は、自分はあがってますよとアピールしてるようなもの。

8.会議で発言を求められると、目をそらしてうつむきがち

自分ひとりくらい言わなくても大勢に影響ないだろう、とか、うまいこと言えないし、など、発言しなくてもいい理由はたくさん思いつく。

9.出されたコーヒーに手をつけず、そのままにしがち

手の震えでこぼしたら、大惨事必須。悪い予感しかしない。姉妹ネタに「ホットコーヒーよりアイスコーヒー頼みがち」もある。グラスの方がまだ持ちやすい。
コーヒー

10.ただ単純な資料を読むだけなのに、緊張しがち

質疑応答の方が難しいはずなのに、まだラク。読めて当たり前というプレッシャーがさらに自分を苦しめる。

11.レジで小銭のやりとりしなければならないとき、後ろの視線を気にしがち

気にすればするほど、上手に小銭がうまく取れない、出せない、さらには落としてしまう。

12.飲食店で、水が来なくても店員に声かけずに近くにくるの待ちがち

微妙な距離にいる店員に声かけて気づかれなかったときの恥ずかしさ。

13.脇汗の柄できがち

特に夏はヤバイ。ライトグレーやベージュは目立つので、白や黒めの服主流。脇汗パッド装着。

14.笛のテストで手が震えて演奏にならず先生に止められがち

手も息も震えるから、終始、異常なほどのビブラート演奏になる。
リコーダー

15.となりの人との会話もチャット使いがち

シーンとした職場で、先陣を切って声をだすとか無理。

16.誰もいないところで電話しがち

無線電話限定チャンス。職場で電話するとき、静まりかえった中で聞き耳立てられる場面から脱出。固定電話ではできないテク。

17.会社の電話を取る時、自分の名前をかみがち

社名どころか自分の名前さえまともに言えないという悲劇。ある意味喜劇。

18.緊張している人を見ると安心しがち

逆に、堂々としている人を見ると緊張してくる。

19.自己紹介は名前とよろしくお願いしますで終わりがち

前の人が素晴らしい自己紹介をするとさらにプレッシャーになるのでやめて欲しいと思う。
自己紹介

20.自分でも何を話しているのか分からなくなりがち

「ここはどこ?私はだれ?」ではなくて、「ここはだれ?私はどこ?」の世界。

21.ゲン担ぎで前の日にかつ丼食べるとおなか壊しがち

うどんかカロリーメイトあたりがベスト。
カツ丼

22.街で知り合いを見つけると違う方向行きがち

声かけるのもドキドキするので避けるが、声かけられた場合は意外とよろこばしいという超受け身体質。

23.どこを見たらいいか分からないから目が泳ぎがち

視線をあわせるのが苦手な場合は、眉間やおでこのあたりを見るでもOK。

24.退職しても、保護者会や自治会など人前機会がつきまとってきがち

昔から、好きな人に好かれないけれど、苦手な人には好かれるタイプ。

25.オンライン会議で黙り込み、放送事故と思われがち

「私の声聞こえてますか~?」と確認されても、先に別の人に「聞こえてますよ」と答えられる始末。

26.顔が赤くなるので「ゆでだこ」というあだなをつけられがち

または、トマト。サル。

27.発言前に口が渇きがち

ペットボトルで一口潤したくてもその持つ手が震えるので、飲むか飲まざるか、人知れず葛藤が始まる。
ペットボトル

28.学校の授業で自分の出席番号の日は学校休みがち

「今日は29日だから、出席番号29番の人」と当てられる。出席番号大きい人は当たらないという不公平感をうらむ。

29.初めての場所にいくと、自己紹介させられるのでは?と憂鬱になりがち

常に自己紹介への警戒心が働くので、新しいコミュニティへの参加がおっくうになる。

30.結婚披露宴やパーティーはあいさつを頼まれる可能性があるので別の予定をつくりがち

事前に知らされなくてもサプライズインタビューがあるのでは?と最大限の警戒をはらう。

31.会社を休む理由として何人も親戚を不幸にしがち

ウソとしての「親戚に不幸があって…」はつっこまれにくいので、テッパンの理由として頻繁につかいがち。

32.葬儀やホテルのチェックインなどで記帳することをしぶりがち

目の前で無言でずっと震える手を見つめられている状況…怖すぎる。

33.人前で話さなくていいように、会計や書記など事務担当を率先してやりがち

積極的なように見えて、実は逃げているのは分かってる。そういうときだけ早いというツッコミも、甘んじて受け入れる。

34.ゴルフのコンペでは優勝スピーチを避けるためにわざと負けがち

あまりひどいとうっかりブービー賞にひっかかるリスクがあるので、真ん中らへんがベスト。
ゴルフ

35.ビンゴ大会では当たると前で一言があるので、当たらないように祈りがち

当てはまる数字がないと、表向き大げさに悔しがりながら、内心はホッとしてニンマリ。

36.写真撮影頼みそうなカップルがいるとその場から離れがち

記念の一枚がブレブレの写真になっては申し訳なさすぎて、心の中でごめんねというしかない。

37.会議やセミナーは後ろの方から座りがち

たまにイレギュラーに後ろの方から当てる講師がいたら運の尽き。わざわざ後ろ向いて見てくる人の顔は忘れない。

38.順番待ちのとき緊張しすぎて前の人の話が頭に入ってこない

突如「今の人の話、どうですか?」と話を振られた場合、「すみません、もう一度お願いします…」で終了。

39.お茶出しするときティーカップが震えてカタカタと音が鳴りがち

「地震?」と間違われる。
お茶出し

40.握手すると手汗でねっとりしがち

特に外国人とのあいさつは握手が一般的で困る。ソーシャルディスタンス以降、機会減少。

41.人前であまり話さなくていい仕事を選びがち

そう思っていたのに、毎日朝礼する部署だったりする。

42.食べているところ見られると緊張するからひとりで食事しがち

どうしても一緒のときは、サッと食べれるよう少なめのメニューを選択。

43.あがり症であることを他人に隠しがち

あがり症のクセにあがり症に一番偏見を持っている。

44.どうすればうまくいくかではなく、どうやって逃げようか考えがち

最終的には、保健室、病気に逃げ込む。
保健室

45.朝礼の第一声、声がうわずりがち

緊張で周りの人ともあまり話せないので、その日起きてから初めて発する言葉だったりする。

46.周りのみんながいつも自分のことを注目しているように感じがち

承認欲求が自分のハートのど真ん中に居座っている。

47.あがり症に見えないようで、いろいろと頼まれてしまいがち

それなのにええかっこしいだから、打ち明けることも断ることもできない思考。

48.自分が話している番はとてつもなく長い時間に感じがち

楽しい時間はあっという間に過ぎるくせに、なんなん。

49.話がまとまらなくて、話が長くなりがち

着地したいのに着地点を見失う。視界不良でひとり、旋回を続ける。
旋回する飛行機

50.あがり症って大人になれば自然に治ると思いがち

場慣れもせず、神経も太くならず、トラウマも古びず新鮮なまま。

51.原稿あったらあったで持つ手がブルブル震えがち

頭真っ白・しどろもどろ対策で原稿を作っても、今度は目に見えて緊張するのが伝わるだけ。

52.健康診断の日は不健康になりがち

緊張で血圧10~20アップ、熱も3~4分アップ。ひどいときは再検査になることも。

53.ステージにあがると、手足が同じ動きになりがち

まるで古いロボットのように。

54.とりあえずトイレに行きがち

実際行ってみると、そんなに出なかったりもする。

55.あがり症は治らないと思いがち

話し方と場慣れで改善できる!悩む時間がもったいない、できることから始めよう!
希望

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?

当てはまるものもあれば、そうでもないものもあるかも知れませんね。
たったひとりでも共感してもらえる項目があれば、コラムで書いている価値があるというものです。

悩んでいるのは自分だけじゃないと知ることから、希望の一歩は始まります。

あがり症っていうと、なかなか周りの人には打ち明けにくい悩みかもしれません。

ただ、だからといってひとりだけで悩みを抱えていては、余計につらくなるばかりです。

あがり症あるあるが、そんなみなさんの心に少しでも寄り添うことができたら、幸いです。

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宮松大輔
この記事を書いた人
宮松 大輔(daisuke)
一般社団法人あがり症克服協会 認定講師

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