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あがり症克服コラムColumn

私の「あがり症」との付き合い方

あがり症との付き合い方

2018.07.31

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あがり症に悩む日々・・・

 

私は子供の時はどちらかというと、目立ちたがり屋で小学生の時は放送委員もやっていて、お昼の放送も積極的にやっていました。

(ぜんぜんあがり症とは無縁だったかも・・・)

 

20歳から東京都内で仕事を始めたのですが、当時会議や説明会で絶対に失敗出来ないモ-ドに陥り、今までの学生生活と違う環境に自分自身が置かれ、そのころから、あがりがだんだんひどくなっていきました。

その後、会社の広告の為に有料のテレビ撮影などで出るようにと言われ、(もちろん会社は大金を払っていました)撮影したのですが、その結果は大失敗(^_^;)

かなりへこみました。

 

会社の上司からも、あんまり良くなかったみたいな事も言われ、かなりショックでその後も仕事で会議や説明会のたびに、「また失敗するかも・・・どうしよう」と思い、どんどんトラウマが重なり、あがる事が増えていって1対1の場面でも避けるようになっていました。

 

もともと精神的に強くなかったのもあってか、「これ以上は無理、もう仕事をやめよう」と思い辞表まで書いていたのですが、当時の部長から「少し休みなさい」と言って頂き、実際約半年ほど仕事を休職させて頂きました。

その時は自分自身、本当に情けなくなりました。

休職中は医者から、安定剤を処方してもらい、頭がぼーっとしてきてその時は少し心が落ち着きました。

20代前半の頃だったのですが、薬の力はスゴイってその時は思っていました。

 

その後働いていた会社で名古屋に支店があったので、「気分も変わるかも・・」と思い転勤しまして、5年ほど仕事をさせてもらいました。

ただ一度心の奥底に体験したトラウマはそう簡単に消えるわけもなく、なるべくあがる場面は避けるようになり、また本当にヤバイって思った時は薬を飲んだりしてその場に臨んだ事もありました。

「仕事を続けているかぎりは、こんな生活を続けるしかないな」と自分に言い聞かせました。

もちろん自分では望んでいるわけでもなかったし、実際周りの人からはそんな風には見えてなかったと思います。

 

でもあがり症を経験している人は少なからず、同じような経験をされている方がいるんじゃないかと思います。

その後、ちょっとしたきっかけがあって、会社の責任者という立場になってしまいました。

私の中で責任者のイメ-ジって話が上手で失敗する感じが無く、堂々と話している印象が強いんですよね。

 

① 責任者はうまく話せて当然

② 絶対に緊張せず、あがらず話せなければいけない

③ 絶対に失敗してはいけない

 

以上の事が考えられ、ますますそういう場をなるべく周りの人にばれないように避けるようになっていました。

ただ、あがる場面を避けていけばいくほど、人前での場面が向こうからやってくる感じで、気づくと、断る事が出来ないようになってきました。

「あと20、30年頑張れば退職だ」と考えてはいましたけど、「まだ20年、30年もあるな」と思ったのも事実です。

 

協会との出会い、そして「よろこんで」人前に出るまで・・・☆

 

緊張して重要な場面で薬に頼っても、効き目がなくなると元に戻ってしまうので、根本的な解決にはつながらないという事も分かりましたので、そうではない方法を探していました。

 

本屋さんに行って今まで自己啓発本も沢山読みました。

大抵、書いてある事は簡単にいうと心の持ちようとか自分の意識とかで・・・

分かってはいるけど「それが出来たら苦労しないよ」って思ってもいました。

そう思っている方も多くいるんじゃないかと思います。

20代~30代前半まではこんなことの繰り返しでした。

 

あがり症克服協会に初めて出会ったのも、一件の本屋さんでした。

『1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法(大和書房)』。

「また同じ感じかな~」って最初は思っていたのですが、買って家で読んでみたくなり、その日のうちに全部読み切りました。

その中には、体のストレッチなども書かれていたので、すぐに実践してみたくなり、自宅でやってみたのですが、どうもやり方があっているのか分からなく、だったら一度行ってみたいと思い、早速メ-ルで予約しました。

asa先生を初めて知ったのがその時でした。

 

「もともと重度のあがり症」って言葉に惹かれ、どんな講座なんだろう?ってワクワク感もありました。

それと同時にちょっと疑っている自分もいました。

 

講座で話を聞いていてasa先生がもともとあがり症だったとは、その時まったく感じられなかったです。

行くまでは、なんか恥ずかしいっていう思いは当然あったのですが、行ってみると、同じ思いの方がこんなにも多くいるんだって感じました。

とてもあがり症には見えない方が多かったのです。

私もそう思われていたんだと、その時に確信もしました。

 

今でもほぼ毎日実践しているのが、あがらない体づくりです。

腹式呼吸だったり、上半身をリラックスさせる方法です。

今でも、もちろん緊張はするのですが、心の中に体からアプローチする方法を知っているので、上ずったりせずに話せています。

実際気持ちや意識だけだと、自分自身でコントロ-ル出来ない潜在意識があり、なかなか難しい一面もあるのも経験上分かっています。

あと、今でも感じているのが、緊張する場面があまりないと、人間は忘れる動物なので、だんだん忘れてきてしまい、元に戻る事もあるという事です。

なので、大勢の前で話す場面を自分から作るようにした方がいいと思っています。

講座が終わったあと、ワークショップなどあがり症の方の実践の場がある事も協会で知りました。

 

今ではこのことがきっかけで、断らない人生を歩むことになりました。

人から依頼されたら、「よろこんで(^^)」と100%ではないですけど(本音)、言うようになりました。

 

これからも緊張の連続でしょうけど、緊張とうまく付き合っていこうと思っています。

まだあと20年、30年さらにはその後の人生もあるし。

生涯寿命も延びていますしね(笑)

 

satoshi

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