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あがり症を抱え込まないで…あがり症は生まれつきではありません

あがり症を抱え込まないで

2022.03.30

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豊隅文子の画像

一般社団法人あがり症克服協会 認定講師 豊隅 文子

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目次
1. あがり症は生まれつきなの?
2. あがり症の重い蓋を取りましょう
3. 一人でもう抱え込まないで
4. 受講後に得た大きな喜び
5. まとめ

 

1. あがり症は生まれつきなの?

一度は緊張を経験したことのある方が日本にどれくらいいらっしゃるか、貴方は知っていますか?
ある調べによりますと、なんと約8割以上の方が「緊張しやすい」と答えています。
その方たちの多くは「あがり症を克服したい」と望んでいることでしょう。
では、なぜ緊張しやすい人が多いと思いますか?
それは、日本の教育課程を思い起こすと答えが見えてくるように思います。
例としてですが、小学校の教室で出された問題、答えを間違えた時の自分を想像してみてください。どういう光景が蘇りますか?
まずは、×を付けられ減点されるのでがっかりしてしまいます。
テスト
次に正解して先生に褒められている人に目がいき、みんなの前で先生は正解者と不正解者を大きな声で発表するので不正解者は恥ずかしい思いをすることになります。
そして、家に帰ると間違えた答案用紙を見た親に叱られることに…。

この叱る行動は、本当のところ何を叱ったのでしょうか?
「みんなができて、どうしてあなただけできないの!」という言葉の裏には、親が子に期待しすぎるがあまり一方的な親側の情けなさを押しつけていただけとも思います。

数学や歴史のように答えが決まっているものは別としても、色々な考えや見方があってこそ、ある意味での素晴らしい答えが存在するものです。

学校も家も人と人を比較し違うものを認めたがらない、違いは“恥ずかしいこと”だという意識を幼い子供たちに教育してきたのは他ならない大人たち。

むしろ、失敗を必要以上に恐れず、柔らかい思考と好奇心を持った子供が大きくなっていくと、人前で自分の意見をハッキリと言える大人へと成長していきます。

幼いころ自分自身に課した「間違いは恥ずかしい」ということの繰り返しが、やがて“間違いたくない→極度に緊張する→あがり症”というこの連鎖を生むことになったと考えます。

生まれたばかりの赤ちゃんに恥ずかしいという感覚がないようにあがり症は思春期に発症されることが多いとされています。
日本の教育課程が8割以上にのぼるあがり症の人たちを生んだと言っても過言ではないかもしれません。そう考えても、あがり症は生まれつきのものではないということになります。
しかし、絶望する必要はありません。あがり症は改善していくことができます。

 

あがり症とは

 

出典元:不安障害 – ストレスとこころ – 厚生労働省

 

2. あがり症の重い蓋を取りましょう

「あがり症に気がついたのは学生のころです」
多くの方が“あがり”を意識したエピソードを覚えていて、大人になっても子どもの頃のあがり体験を夢に見るという方も少なくありません。

トラウマを心の底に置いたまま、それに重い蓋をして社会生活を送っています。

ですから、トラウマ体験と似た場面や会議などで意見を言ったり、子供の学校行事で発表したりする場合、緊張でつらい思いをしてしまいます。

 

あがり症克服法5つのポイントと克服できない人の3つの特徴と原因

 

大人になると、学生時代よりもっと人前で自分の意見を発する機会は多いのものです。また、特にビジネスの場面では失敗は許されないというプレッシャーから緊張してしまい、重たい蓋をしていたはずの「あの恥ずかしい思い出」が蘇ってきます。
このことで更に緊張し、本番では“あがり”のピークを迎えしどろもどろになるということに陥ります。
こんなことを繰り返していると自信喪失になり、自分の意見を言えないどころか、人の目をきちんと見て話すことさえできなくなってしまいます。
赤面
「このあがり症さえなければもっとできる人間なのに・・・」「あがり症さえ克服できたらやりたいことがたくさんあるのに・・・」と思って、あがり症が邪魔をして本来の自分自身を表現できないでいませんか?
トラウマを癒して自己表現できるようになると、新しい自分として出発できます。
そのために、トラウマ体験を抑えている心の重たい蓋を開けていくことが大事です。

出典元:PTSDに対する認知処理療法

 

3. 一人でもう抱え込まないで

長い間、ひっそり独りで抱えてきたあがり症と向き合うことは勇気がいりますよね。
私も以前は“あがり”に苦しむ孤独を感じていました。
自分だけがとても酷いあがり症なのだと約40年間も思い込んできました。

あがり症を治したいという思いでインターネットで色々なことを調べましたが、そこに出てくるのは催眠術に病院、そして上手く話せるという講座・・・。
更に深く調べてみても、どれも一時紛らわせたとしても長い人生にずっと有効だとは感じられませんでした。

そんなとき、『一般社団法人 あがり症克服協会』のホームページに目が留まりました。
何度も画面を観ながら、遠い過去に失敗した恥ずかしいことや辛かったことなどの記憶と共に今まで押し殺していた感情などが一気に噴き出して、気が付けば涙が止めどなく流れていました。

少し落ち着いたころ何か心の中に温かいものが湧いてきました。
それは紛れもなく、「このあがり症を克服できるかもしれない!」という大きな希望だったのです。
希望

それから直ぐに講座に申し込みました。
講師の方々が全員元あがり症で、「私のあがり症を理解してもらえる」という安心感。
私はついにこのとき、あがり症克服のスタートラインに立ったのです。

 

4. 受講後に得た大きな喜び

講座では、“あがり症”を隠す必要はありません。
ここはみんなあがり症を克服しようという同じ目的を持った仲間ばかりです。
この「隠さなくていい」という安心感のうちに始まる講座は、初めての方にもとても分かりやすく、孤独を感じることなくみんなで一緒に取り組める充実したカリキュラムになっています。

講座終了後は、自宅で繰り返し練習することも無理なくできます。
何より短期間であがり症が小さくなっていくことを実感できました。

 

受講者の声

 

受講後、時間が経ってもあがり症を克服するためのポイントを学んでいるので、実際のスピーチをする場面が来ても即実践できます。

それだけこの講座には克服に導くだけの力があるのだと感じます。
受講後には、ワークショップという引き続きの練習を講師と仲間と共にできる場を設けているのでアフターフォローも万全です。
人前で話すことは、社会人になれば必ず付いて回るもの。
過去のトラウマや過度の緊張からくるあがり症を克服できたら、心が軽くなり自信を取り戻して生き生きとした生活に変化していくことでしょう。
希望
学校でも家でも教えてくれなかったあがり症を克服する“カギ”を『一般社団法人 あがり症克服協会』はしっかりと貴方に手渡してくれます!

これからもっと日本はオリンピックの主催国として世界から注目を集めます。日本人が発言する内容に世界中の方々は耳を傾けることでしょう。

長い歴史の中で日本は、“恥をかきたくない”という思いの文化が根付いてきました。「あがり症を恥ずかしいと思う」…そのことが、あがり症を増やしている一因でもあります。

あがり症克服協会は、「あがり症」を「誰もが抱える悩みのひとつ」と捉え、あがり症であることを堂々と言える世の中に、そして、誰もがありのままの自分を表現できる世の中になることを切に願って発足しました。

あがり症で悩む多くの人が日本の恥の文化を乗り越えてあがり症を克服すること、またグローバルでも堂々と発表できる人材育成のサポートのためにも、あがり症克服協会は極めて大きい役割を担っていると言えるのです。

出典元:抗うつ薬が効かない社交不安症(対人恐怖症)を認知行動療法が改善

 

5. まとめ

あがり症は遺伝ではありませんし、生まれつきあがり症というわけではありません。

 

あがり症や緊張は遺伝する?

 

人生のどこかで、「人から見られている」という経験をしてあがり症を自覚していくことになります。

あたなは、いつ、どんなきっかけでしたか・・・?

はっきりとある場合と、ない場合とありますが、実は原因がどうだったかは、あがり症克服協会ではそれほど大きくとらえていません。

原因にこだわりすぎると、過去に引っ張られます。

「生まれつき」って決めつければ、他人のせいにできるので楽なのかもしれません。

でも、そうではないのです。そして、自分の力で克服していくことができます。

みなさんにはあがり症の原因探しよりも、克服の目的に向かっていって欲しいのです。

始めていきましょう!

あがり症克服協会

 

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この記事を書いた人
豊隅 文子(fumi)
一般社団法人あがり症克服協会 認定講師

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