皆さんこんにちは、あがり症克服協会 理事長の鳥谷朝代です♪
銀座校にてアドバンス(中級)講座を担当させていただきました😄
アドバンスとは「進歩、前進」という意味で、文字どおり基礎から一歩も二歩も進んだ内容。ベーシック(初級)があがり克服に徹底的に特化した基礎講座であるのに対し、スピーチの組み立て方や電話応対、敬語の知識、司会の技術、プレゼンの極意など、よりビジネスシーンに即した実践的なスキルを身に付けることを目的としています。
3名以下の少人数制で、丸一日、私が優しく厳しくご指導させていただきます✨
教室では引き続き、マスクの着用、手洗い・消毒の徹底、定期的な換気、受講定員の半減など、3密を避けた教室環境で受講していただけるよう、感染予防対策を実施しております。
教室受付もクリスマス仕様~✨
1.40~50代があがり症克服適齢期!
今回アドバンス講座に進まれたOさんは、千葉県在住の公務員の方。2時間半かけて来校してくださいました!
管理職として、会議や会合で挨拶や乾杯、自己紹介、スピーチをする機会があるものの、緊張すると舌がもつれたり、言葉が詰まってしまって出なくなることがトラウマとのことでした。
あがり症克服協会の会員様で最も多い世代は40~50代の経営者や管理職の方。日常会話には支障のないものの、責任ある役職、立場に就き、挨拶やスピーチの機会が避けられないという方が多いです。
お任せください!当協会の講師陣の平均年齢はおよそ50歳!(笑)私を含め、人生経験+人前経験が豊富なインストラクターが揃っています😄どんな場面でもあがらず話せる方法をお伝えいたします!
2.吃音(どもり)とは
Oさんの発声の状態を詳しく診察させていただくと、話し始めの言葉が発しにくい、いわゆる「吃音(きつおん)」と呼ばれる状態でした。
吃音とは、言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないことを言い、「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状があります。
以前は「どもり」という言葉も使われましたが、最近は、差別用語、放送禁止用語とされ、使われなくなってきています。
吃音症の9割が発達性吃音であり、幼少期に発症することが多いです。体質的要因(子ども自身が持つ吃音になりやすい体質的な特徴)、発達的要因(身体・認知・言語・情緒が発達する時期の影響)、環境要因(周囲の人との関係や生活上の出来事}などが考えられます。
2~5歳ぐらいの幼少期に発症することが多く、発症率は8%程度、成長につれ、7~8割が改善すると言われていますが、対人関係の緊張など環境要因により、大人になってからも悩まされる方もいらっしゃいます。
3.吃音を治す方法
Oさんは主に、ご自身のお名前を名乗るときや、スピーチの出だしのときに、「こ、こ、こんにちは」のような「連発」の症状がありましたので、これを治す訓練を開始しました。
特に、カ行、サ行、タ行などの特定の言葉が出にくいようだったので、集中的にトレーニング。
あがり症克服協会のプログラムは、文字通りあがり症、緊張緩和のためのカリキュラムですが、心理的要因により吃音が出る方には非常に有効です!
身体の硬さ、姿勢の悪さによる息の流れの悪さ、詰まりもあったので、息の流れをスムーズにし、声を楽に出す訓練も取り入れることで、どんなに緊張する場面でも滞りなく話せるようになれます👍
以前、職場の部下の方に結婚披露宴の挨拶を頼まれたが断ってしまったことがあるというので、リベンジとして披露宴の場面を想定したスピーチ実践を行い、動画を見ながらセルフチェックします。
毎講座、ご自身のスピーチ満足度が「10段階のうちの9~10」になるんですよ✨実際のテキストがこちら👇
「あがり、緊張」自体は目に見えませんが、「緊張度が下がった」「スピーチレベルが上がった」かどうかは、動画を見れば一目瞭然なので、こうして見える化、数値化し、受講前後と比べていただいています。決して根性論、精神論ではなく、行動分析に基づき苦手意識を克服していくのです。
手の震えが気になる方も、最後はホワイトボードを使ったプレゼンができるようになりました!!
今回の受講生様は全員女性でした♡皆さんありがとうございました!!
ベーシック(初級)を修了された皆さん、次はアドバンス(中級)に挑戦してみませんか🎤次回は1/16(土)銀座校、1/21(木)名古屋校にて開講予定です!!
講座の予定、ご予約はこちらから!