あがりのメカニズム研究報告

2018.04.18

 

2018年3月 大阪あがり研究所から「あがりのメカニズム」についての研究報告が発表されました。
この報告では「あがりのメカニズム」~「あがりの実践」~「あがりに対する考え方」という項目に沿ってあがりを克服するための内容がコンパクトに、とてもわかりやすく纏められています。
あがりに関するエッセンスがギュッと詰め込まれています。

 

実はこれ、先日行われたP-1グランプリ@大阪でのあるグループの発表なんです。
この研究所は所長と研究員二人の研究所で、発表は和やかな雰囲気の中、あがりを微塵も感じさせない熱い演技で行われました。十分にあがりを研究されている様子で、完璧に用意周到されたこの発表は全員投票の結果、みごと優勝されました。おめでとうございます。

 

どんな内容の研究?

それではこの研究内容の各項目をかいつまんで説明します。

 

「あがりのメカニズム」では“あがりのきっかけ”や“あがりの軽減方法”について書かれています。あがりのきっかけについては、これがまさにあがりの真髄というべき点をみごとに捉えられています。
あがる原因には他者の存在があり、あがりは他者への意識から生まれます。あがりの軽減方法については心の持ちかたを中心に提案されています。

 

「あがりを実践」ではあがりを低減する方法として“イメージトレーニング”と“3つのゆっくり”を提案されています。イメージトレーニングの効果はよくご存じの方も多いと思いますが、成功するイメージを何度具体的にイメージするのがコツだと思います。
また3つのゆっくりですが、個人的にはこれが一番気に入りました。
私がよくやる瞑想があるのですが、これは簡単に言うとゆっくり動作して今の自分の感覚に意識を集中して雑念をはらうというものです。まさにこの研究所の提案する3つのゆっくりは色々な動作をゆっくりとすることで、あがりに対する雑念をはらうのにとてもよい方法だと思います。
ゆっくりとした動作は他人からは落ち着いてみられるメリットもありますね。あがり症対策には今の自分の状態に気づくことが大事で、そのためにゆっくりとした動作は効果的です。

 

「あがりに対する考え方」ではポジティブシンキングの提案がありました。同じことでも見方によって受け取る感じが違います。ネガティブな発想は緊張感を高めてしまいます。
ポジティブシンキングの意識は大事ですね。

 

今の自分をOKにする

また研究所から本研究の総括としてつぎの名言がありました。
「あがりを治したい」から「あがりと上手に付き合うぞ」
私はこのセリフを聞いたとき「そっかぁ、なるほど」と思いました。
ともすれば私たちはあがりはよくないものとして、治したい、克服したいと思いがちですが、研究所の提案のようにあがりと上手に付き合っていくというのも一つの方法だと思います。
あがり症でもいいんです。大切なのは“あがり症の自分は、それはそれで自分らしい”と今の自分をOKにすることだと思います。
「あがり症を克服しようと努力している自分はすごい!」「あがり症でもちゃんと人前で行動する自分は素晴らしい!」「失敗してもOK」「笑われてもOK」と思えるようになればいいですね。

 

納得の研究報告、どんな発表だったの?

最後にみなさんもどんな発表資料だったか気になると思いますので、「大阪あがり研究所」に許可をいただいて発表資料を掲載させていただきました。
資料は穴埋め問題になっていますので皆さんもぜひトライしてみてください。あがりに対する理解が深まると思います。(穴埋めの番号はこちらで記載しました。正解は一番下にあります)。
最後に「大阪あがり研究所」のみなさま、素晴らしい発表と資料の提供ありがとうございました。そしてP-1グランプリ優勝おめでとうございました。

 

(答え)
① 他者 ② 積極的 ③ イメージ ④ ひらきなおり ⑤ 自己暗示 ⑥ 無関係行動 ⑦ 呼吸 ⑧ 動き ⑨ 話 ⑩ 思いやり ⑪ 気配り ⑫ 向上心

ken(松尾 賢一)

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