上記の様な場面で

  • 顔極度に緊張する
  • 顔頭が真っ白になる
  • 顔声が上ずってしまう
  • 顔うまく話せない
  • 顔手足がガクガクと震える

さらには、そういう機会になると同じようなことを予測してしまい「その場から逃げ出したい」というような気持ちにさえなってしまいます。
これは、「あがる(上がる)」ということから起こります。

「あがる(上がる)」とは...

「《血が頭にのぼる意から》のぼせて平常心を失う」こと。(大辞泉より)

ではあがり症とはどういった症状のことを指すのでしょうか。

あがり症とは?

あがり症に関しては様々な研究が行われています。人前などで必要以上に周囲の視線を意識してしまい、それによって不安や焦りを感じるなど、心理的な現象が身体的な変化を引き起こすようになることが一般的にはあがり症と言われています。あるデータによると、8割以上の人が「人前で緊張する」と答えています。そのほとんどの方が、学生時代の本読みや発表、部活の試合など、主に思春期に「あがる」ということを経験しています。

緊張を感じる場面

  • 上記の様な場面で大勢の人の前で話す・スピーチをする。
  • 上記の様な場面で自己紹介をする。
  • 上記の様な場面で自分よりも目上の人と話す。
  • 上記の様な場面で仕事で電話にでる。
  • 上記の様な場面で会社の朝礼で挨拶をする。
  • 上記の様な場面でそんなに親しくない人に話しかけられる。
  • 上記の様な場面で人前で注目を浴びる。

こんな症状が起こることはありませんか?

  • 動悸が激しくなるのを感じる。
  • 手足がガクガクと震える
  • 全身から汗がでる。もしくは汗がでるような感じがする。
  • 口が乾いてしまう。
  • 頭の中が真っ白になる。
  • トイレが近くなる。
  • 息苦しさを感じて冷静でいられなくなる
  • 顔が赤くなってしまう。
  • 声が上ずってしまいうまく話せなくなる。

これらの症状を放置しておくと、同じような場面でまた「あがってしまう」のではないかということを予測して、不安や恐怖心が増幅してしまいます。
このように、日常生活にも影響をおよぼす「あがり症」はどうやって克服していけばいいのでしょうか。

あがり症によって、「自分が力を発揮しなくてはいけない場面で、その実力の発揮を妨げてしまう。」ということは非常にもったいないことです。
それが原因で失敗したり、さらには自信喪失につながることもあります。

この負のスパイラルに陥ると、人知れず一人で解決するのは非常に困難であると言えます。1日も早くこのスパイラルから抜け出すことです。

あがり症は病気なのでしょうか

「あがり症」自体は正式な病名ではありません。
対人場面での恐怖・不安が強く、日常生活に支障をきたす場合は、「社交不安障害(SAD=Social Anxiety Disorder)」との診断がつくこともあります。
「あがり症」が性格なのか病気なのか、この線引きは難しいところもありますが、前に述べたとおり、一般的に大勢の人の前や改まった場所に出ると緊張するということ自体は、ごく自然なことです。
日本では英語を直訳した「社会不安障害」と呼ばれていましたが、「社会不安」という言葉には誤解も多いことから、2008年に日本精神神経学会において、より実態に近い表現の「社交不安障害」という名称に変更されました。

体内では何が起きているか

人は不安や恐怖を感じると、神経伝達物質ノルアドレナリンが血液中に多量に分泌され、自律神経のうちの交感神経を活性化します。
心拍数や体温、血圧が急上昇するため、動悸や発汗、震え、赤面などの症状が起こります。
消化機能が抑制されるため、腹痛や食欲不振を起こす人もいます。
しかし、決して悪いことではなく、動物でいうと毛を逆立てて臨戦態勢に入ったときのような状態であり、集中力・身体能力は高まり、パフォーマンス向上へとつながるのです。
反対に、リラックスしている状態は、副交感神経が優位になることで、心拍数、体温が下がり、消化機能は活発になります。
過度な緊張は良くありませんが、人前に出るときには適度な緊張感は必要です。
よって、緊張をコントロールする方法を習得することをお勧めします。

交感神経 副交感神経
速くする 呼吸 穏やかにする
上昇させる 血圧・血糖 下降させる
消化液の分泌を抑制する 消化器 消化液の分泌を安定させる
ホルモン分泌を乱す 内分泌 ホルモン分泌を安定させる
緊張する 筋肉 弛緩する
活発にする 精神活動 リラックスする

セロトニンブソクは要注意

ノルアドレナリンの分泌を抑え、心のバランスを整える役割をするのが、神経伝達物質セロトニンです。 セロトニンが不足すると、あがりやすくなるだけでなく、うつ病や不眠症になりやすいと言われています。セロトニンの分泌を促進するため、規則正しい生活、適度な運動をお勧めします。

あがり症は病気なのでしょうか

1.赤面症(赤面恐怖症)
人前で顔が赤くなる。または赤くなっているのではないかと思ってしまう。
2.視線恐怖症
他人の視線を必要以上に気にする。自分の視線が相手に不快感を与えてしまうことを恐れるケースもある。
3.書痙(振戦恐怖症)
人前で字を書くときに手が震えてしまう。
4.電話恐怖症
周囲の人に聞かれていると意識すると、うまく話せない。かかってきた電話に出られない。
5.会食恐怖症
大勢の場や1対1などでも、人と食事をすることができない。
6.吃音症
人前に出るとどもってしまい、うまく話せない。
7.多汗症
人前に出ると、顔、脇、手などに異常に汗をかいてしまう。

あがりやすい人、あがりにくい人

あがり症は生まれ持っての性格ではありませんが、あがりやすい性格はあります。
人前で恥をかきたくない、失敗したくないと強く思いすぎる人、要は自意識過剰でええかっこしいな人です。
少々耳が痛いかもしれませんが、人の性格は表裏一体であり、良く言えば、聡明で感受性が強い、責任感が強く、完璧主義で真面目だということです。

反対に、どんなに緊迫した場面でもありのままで自由に振る舞える人は緊張しませんが、社会人としてはマイナスにうつることもあるでしょう。
あがり症になりやすい人は概ね、失敗を恐れすぎる傾向にあります。
あがり症を克服するには、まずはそういった自らの考え癖、思考パターンを知り、改善することです。

あがりの発症時期

人はいつ頃からあがりを意識するようになるのでしょうか?
赤ちゃんにはあがりの認識がありません。
小学生までは本読みが得意だったのに、中学に入ったら急にあがるようになったという人も多いからもわかるように、一般的にあがりを認識するのは、概ね中学~高校生くらいの思春期です。
自我が芽生え、自意識過剰になる時期であり、大人になる過程での自然現象とも言えます。
しかし、そういった苦手意識を放置しておくと、いつまでも人前に対する恐怖心が払拭できず、長年あがり症に悩まされる人も多いのです。

あがり症を克服するには

「一人で治すのは困難」であるあがり症。
あがり症克服協会ではそんな方に「楽に」「楽しく」あがり症を克服する活動をしています。
現在までに職業、年齢、性別問わず大変多くの方に受講いただいて、あがり症克服のお手伝いをしています。

一般社団法人あがり症克服協会について 受講者の声

当協会の受講者の方は「重度のあがり症」だから受講されたのではなく、「世の中に必要とされている方」だからです。人前で話すことは、誰かに求められて初めて出来ることだからです。
無事に責務を果たし、周囲に感謝・尊敬され、逃げずにやり遂げた達成感を感じていただくために、あがり症を克服しましょう!