あがり症克服で明るく開けた私の世界~感謝の気持ち~

2019.04.18

【あがり症の自覚から協会との出会いまで】

私が当協会に出会ったきっかけは、職場で、研修講師を依頼されたことでした。
子供の頃から、人前で話しをするのが苦手でした。
思えば、小学校の4年生くらいまでは、逆に人前に出ることが好きだったと思います。
幼稚園のお遊戯会や、小学校での学習発表会では、率先して主役をしていました。
それが、小学校5年生の時です。いつも通り学習発表会の役割を決める場で、裏方をやりたい、人前には出たくないと思いました。

“恥ずかしい”という気持ちが出てきました。



社会人になってからも、人前で話すことは、なんとなく、避けてきました。

が、ある時、職場で講師を任されました。
漠然と、このままの私でずっといいのかなと思っていましたし、頑張って引き受けることにしました。
あがり症ですが、実は、心の奥底では、人前で話すことに興味はあったんです。
いろんなことにチャレンジするのは大好きなんです。
研修の準備をしていくうちに、やはり人前で話すことに不安はあり、本屋さんであがり症に関する本を探しました。

そこで出会ったのが、あがり症克服協会鳥谷理事長の書いた一冊の本でした。

読み進めていくうちに、何かがピンときました。
そして、当協会を知り、そのタイミングで地元のNHKカルチャースクールで講座があることを知り・・・。
この流れは私のためにあるのではないか!という錯覚”(-“”-)”

ビビッときました。
即、申し込みをしました。

【講座受講後の成功体験とそこでつかんだ自信】

当日・・・、家族にも内緒で受講しました。
やっぱり恥ずかしくて・・・。

けれど、受講して、心から良かったと思いました。

その講座受講後、勤務先の研修講義は、自分が思っていた以上に最後までうまくやり遂げることができました。

本当にうれしかったです。
自信がつきました。
世の中が明るくなった気がしました。


それまではあがりに気持ちが向きがちで、人に伝えたいこと、聞いて下さっている方に気持ちを向けることができませんでした。
思えば、いつも人より自分のことを考えがちであったと、実は、もともと思っていまして、改めてそのことを実感しました。

自分のあがりを徐々にコントロールできるようになり、あがり症について、前向きに学んでくうちに、自分以外のあの人、あの方はどんな思いで話をされているんだろうということにも、興味が沸いてきました。
勤務先の朝礼で、テレビインタビューを受けている方を見て・・・。

【人前で感謝の気持ちを伝えることの大切さ】

このコラムを書いているのは4月で、転勤、退職などで人前で話をする機会が多い時期。
私にも、ありがたく、転出される方にお礼の話をさせていただく機会がありました。

以前の私なら、緊張~!どうしよう!やりたくないな~!等々、心の中で一人叫んでいましたが、今回は気持ちを前向きにもっていくことができました。

本番まで、転出される方に、どんなありがとうの気持ちを伝えようかと練習を重ねました。
そして、送別の日。無事、感謝の気持ちを伝えることができました。
私は、涙もろいので、感情が入りすぎ、涙が出そうになりましたが、そこはぐっと抑えて、お礼の言葉を伝えさせていただきました。


話をする中で、転出される方はもちろん、周りの方にも目を向けてみました。
(以前の私は、周りを見る余裕が全くありませんでした!)

そうすると、私の話に、うんうんとうなずいて下さっている方もおり、話を聞いていただいているのは、転出される方だけではなく、職場全体ということにも、はっと気づかされました。

聞いて下さる方々に時間をさいていただいている、ありがたいなとつくづく感じました。

【あがり症克服協会インストラクターとして伝えたいこと】

今、私は当協会のインストラクターになり、約1カ月です。
時間が過ぎるのは本当にあっという間です。

インストラクターになった理由は、全国の、いや世界中のあがり症で苦しんでいる方々のサポートをしたいという思いが出てきたからです。

“話し上手は聞き上手”と言いますが、あがり症を克服すると、まさにその言葉の通りで、自分だけに目を向ける、耳を傾けるだけなく、相手に目を向ける、相手の話に耳を傾ける、相手に興味、関心を持つことができると思います。

あがり症の方は、以前の私もそうでしたが、あがってくると、顔の表情がこわばってきます。相手との間に1枚壁をおいたような、相手にも不快感、不安感を与えてしまうような、そんな印象を持たれてしまうこともあると思います。
あがり症を克服することで、優しい表情、しぐさになり、温かみのある、人間味ある、人を惹きつけるような雰囲気を作り、コミュニケーションに関しても、とても良い効果があると思います。

今、職場や趣味のサークル、ご近所付き合い、色々な場面でコミュニケーションが大切と良く耳にしませんか?

まさに、あがり症を克服すれば、コミュニケーション能力がグンと上がるのではと思います。
このコラムをご覧になっているあがり症の皆さま、少しの勇気で殻をやぶってみませんか?殻を破るって、本当に難しいですよね。

でも、人にやさしくでき、周りの人にも良い印象を与える。
そうすれば、自分も、周りの環境も変わってくるかもしれません。
もちろん、小さなことからで良いと思います。

朝、同僚や上司に会ったら、明るく「おはようございます」とあいさつをしてみる。
こんなことから、自分の殻もやぶり、あがり症を克服。そこから新しい何かが見えてくるかもしれません。

【あがり症克服で充実する日々の生活】

私は、サックスを趣味で演奏しています。
毎年、1,2回くらい発表会や演奏会で人の前で演奏をします。
以前のあがり症の私は、週1度のレッスンの時も、練習でできたところが、先生の前だとうまく演奏できません。

よくカラオケボックスで、一人で練習しています。カラオケに合わせて演奏している時は、心地よく、リズムに合わせて、楽しく演奏しています。
明るいテンポの曲の時には笑顔になったり、バラードの時にはより感情を込めた顔をしたり。
それが、先生の前だと、とたんにガチガチになり、良い演奏ができないことがしばしば。

良いカッコを見せたい?いや聴かせたいんですよね。

まったく自信過剰です。

演奏しながらも、隣にいらっしゃる先生が気になって仕方ありません。
先生とのマンツーマンのレッスンでもそうでしたから、何十人、何百人の方々の前での演奏なんて、もってのほかでした。
手が震えてうまく指が動かない。音を間違える、とんでもない音がでる。
ましてや、聴いて下さっている方々のお顔を見る余裕は全くありませんでした。

あがり症をコントロールできるようになってからは、レッスンの時は、先生に良いカッコを見せようという意識はなくなりました。

まずは演奏に集中!
そして、先生に良い演奏をお聴かせしたい!

という思いで演奏するようになりました。

聴いて下さっている先生のために、素敵な演奏をしようと思いながら演奏しています。
そうすると、あれほど、力の入っていた手が柔らかくなってくのを感じました。

今は、素直に、改善した自分が嬉しいです。

次回の発表会に向けて今も練習していますが、聴いていただくお客様のために、心を込めて演奏し、心を込めたおもてなしができるようにしたいなと思っています。

あがり症を克服すると、自分だけではなく、周りがみえるようになりました。
やさしく周りをみることができます。

毎日小さなことから、皆さまも始めてみませんか。

私も全力で、全国の、世界のあがり症の方々の応援を、楽しく明るくさせていただきたいと思っております。

この記事を書いた人
管野 朋子(tomo)
一般社団法人あがり症克服協会 認定講師

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