あがり症克服協会認定講師のkobaです。
NHKカルチャー名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのスピーチ塾」を行いました。
2021年1月10日から3月まで、元あがり症の講師とあがり症の仲間と一緒に
あがりを克服する6回のカルチャー教室です✨
もちろん途中参加もOKです。
1.急にドキドキする突然のスピーチ
まだ、あがり症だったころ、
ゴルフコンペで優勝したことがあります。
もちろん実力ではなく隠しホールでたまたま好スコアを出しただけのまぐれ。
それでも、自分としては満足できる出来だったので、商品の一つくらいはもらえるかもしれないと期待をしていました。
4位にも5位でも呼ばれず、ドキドキしながら待っていると3位でも2位でもなく。
この時、優勝するとスピーチがあることを思い出しました。
急にうろたえ始める私。
「優勝は・・・」自分の名前が呼ばれ、青ざめた顔で立ち上がろうとしたときに友人が声をかけてくれました。
「天候に恵まれ、メンバーに恵まれって言うんだよ。」
2.あがり症の気持ちを楽にする
この言葉が耳に入った瞬間、気持ちが急に楽になっていくのを感じました。
立ち上がり、おぼつかないながらも前に出て、優勝カップを手に持ってスピーチをしました。
「天候に恵まれ、メンバーに恵まれ・・・皆さんどうもありがとうございました。」
短いスピーチでしたが挨拶をすることができました。
友人の言葉がなければ、私はマイクの前で立ち往生したでしょう。
では、なぜ友人の短い言葉でスピーチができたのか。
当時は不思議でした。
今ならわかります。
この言葉の前や後ろに言葉をくっつければあいさつ程度のスピーチが出来上がることが。
「思わぬことに驚いています。緊張気味だった私を同じスタートのメンバーは温かく励ましてくれ・・・
風が吹かなかったのも幸いでした。
天候に恵まれ・メンバーに恵まれ・・本日は誠にありがとうございました。」
うまいスピーチではありませんが、形はできたと思います。
3.あがり症がいきなり話すことの難しさ
いきなり、スピーチをすることになったとき、ゼロから作っていくのは大変です。
我々あがり症の人間にとって不可能に近いでしょう。
こういう時に応用できるひな形を用意しておくと助かることがあります。
スピーチを要求される場面はそう多くありません。
お互いにかかわりのある人が集まるケースです。
PTA・自治会・会社の歓送迎会。
使えるひな形を用意しておくのはいかがでしょうか。
いきなりそんな難しいことはできない?
そうですね、そこに至るまでは当協会のベーシックをはじめとする講座やカルチャー教室が役に立ちます。
お待ちしています。
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