あがり症克服協会 daisukeです 🙂
オンラインであがり症克服個人レッスンを行いました‼
個人レッスンとは、60分のカウンセリングと個別指導を行うことにより、各々の緊張の悩み、症状を確実に改善へと導く講座です✨オンラインはZOOMを使ったレッスンです。
1.発表前日から心臓がドキドキ
発表の前日から次の日の朝礼のことを思っただけで心臓がドキドキしてしまう、汗をかいてしまう、といったことはあがり症の方には多く経験されていることでしょう。
世界中で明日の朝礼をそこまで気にしているのはひとりだけとは分かっていても、自分にとってはとっても大きな問題で、気にしないようにしても無理で自然と怖い思いをしたときのことを思い出しては心臓が大きくバクバクと鼓動を始めます。
不安や恐怖を感じると、神経伝達物質のノルアドレナリンが多量に分泌されて、自律神経のうちの交感神経が活性化されます。
そうすると、心臓のドキドキが大きくなってくるというメカニズムです。
この日ご受講いただいたMさんも、この症状に悩まされていた一人です。
心臓のドキドキ・バクバク自体は自分の意志でゆっくり抑えることはできませんが、間接的に抑える方法はあります。
この日はそのトレーニングを行いました。
2.心臓のドキドキを軽減する方法
交感神経が活性化されると、心臓のドキドキ・バクバクの他にも、呼吸が速くなったり、消化器官の働きが鈍くなるのでお腹が痛くなってきたり、筋肉が強張って手足が震えてきたりといった症状が出て来ます。
そのほとんどは自分の意志で直接抑えることは難しいですが、中には自分の意志でコントロールできるものもあります。
そのうちのひとつが呼吸です。
呼吸も、緊張がひどくなってくると、浅く、速くなってきますね。
しかし、呼吸はまた意識して自分で深く、ゆっくりすることも可能です。
聞いたことがある方も多いと思いますが、「腹式呼吸」という呼吸法を使えるようになると効果抜群です!即効性もあります。
呼吸を深く、ゆっくり行っていくと、次第に「交感神経」から「副交感神経」が優位な状態に遷移していきます。
すると、それに連動して、先に述べた心臓のドキドキ・バクバクの症状や、筋肉の強張り・震えなどの症状も和らいでいくという効果があります。
オンラインレッスンですので、画面を通じて実際に腹式呼吸のお腹の動き、筋肉の使い方をデモンストレーションでお見せしながら、生徒さんに実際に行ってもらい、うまくできていないところがあればその場で直接指摘させていただいて、使い方を直すことができます。
呼吸を制すると、あがりをコントロールできるようになります。
3.あがったときの心臓ドキドキはまず息を吐くことから
呼吸の順序ですが、まずは息を吐きます。
これは、息を吐いたときに心臓のドキドキがゆっくりになるという体の特徴があるからです。
呼吸のスピードも大事で、ゆっくり息を吐きます。吸う時間の倍の時間をかけて吐くことを目安にします。
緊張で心臓のドキドキが気になってきたら、腹式呼吸をとにかくゆっくり繰り返し行ってみましょう。
次第に副交感神経が落ち着いて、心拍がゆっくりしてきます。
個人レッスンでは体の使い方に納得をしてもらえるまで、繰り返しトレーニングを行います。
疑問があればその場で聞いていただき、即解決に持っていきます。
カラダを動かすと、不思議とココロも軽くなってくるものです。
カラダとココロがつながっていることを感じていただけます。
個人レッスンの実践トレーニングで自己採点60点だった朝礼の練習が、最後は80点まであがることができました✨
動画チェックを行い、表情も柔らかくなり、声にもゆとりが出てくるのを分かっていただけました。
緊張をコントロールするこの方法はあがり症で悩む人にとって目からウロコの方法と、よく言っていただけます。
心臓のドキドキ・バクバクは呼吸でコントロールする。
実践的な方法です。
試してもよく分からない方はぜひトレーニングを受けにお越しください😊
イヤな心臓のドキドキからはさよならしましょう!
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