あがり症克服協会認定講師kobaです。
今日はNHKカルチャー名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのためのスピーチ塾」を開きました。
6回ある講座の最終回。
この3か月を振り返ってスピーチをしていただいたところ
今回初参加のGさんから「人前で話すことが会社で増えてきたので参加した。」
「1回目は周りの人はあがり症だと聞いていたが、緊張しているようには見えなかった」
「2回目は教室に来ると、朝一番から前に出てスピーチをするので驚いた」
「3~4回目で少しずつ慣れていき、決まった内容なら話せるようになってきた。」
「いずれにしても、教室で緊張している姿を見せても、周りの皆さんにいつも温かい目で見ていただいてありがたかった。」というお話を伺いました。
さて、今日は自分のあがりを把握しましょうというお話。
1.あがるのはどんな相手か、どんな場所か
あがり症の皆さんは、自分がどんな時に緊張するかご存じでしょうか?
人前に立って喋るとき・・・
人前って何人ぐらい?相手が一人二人でも緊張する?
5~6人だとどうでしょうか?
30人だと大抵のアガリストは緊張するでしょうね。
では、どんな人が聞き手だと緊張しますか?
いつも会っている友人に話すときも緊張する?
怖い上司が並んでいると緊張しそうですね。
場所はどうでしょうか。
広い会場で大勢の見知らぬ人の前に立つと緊張しますよね。
では、自宅に親しい友人を招いて、その方たちの前に立って話すと緊張しますか。
私は、以前人前であまり緊張をしなくなってきたときに、話す場所が他の場所より一段高くなっているだけで緊張したことがあります。
その一段を上る感覚。
そして、一段高いところから見下ろして見える聞き手の顔・顔・顔
一挙に緊張して体がふわふわと浮くような感覚を覚えました。
自分がどんな時に緊張するのか、前もって理解していると対策がしやすいですね。
人前で話をするとき、そこが知らない場所なら早めに行って確認をしましょう。
緊張しやすいポイントがあれば慣れておきましょう。
2.緊張感を抜いてゆく
人前で話をするときにあなたは緊張しますよね。
緊張した時にあなたはどこに力が入っているかご存じですか?
全身?
確かにそうなんですが、人によって場所が少しづつ違います。
一番多いのは首回り。
首に力が入って、声が硬くなり、頭がプルプルと震える。
肩も多いですね。自分で意識していなくても肩に力を入れてから脱力するとよくわかります。
もちろん足もあります。足に力が入って膝が震えてしまう。
ここで皆さんに試してほしいのが、全身の力を順番に抜いていく方法。
手の力を抜いてその次は肘の力を抜きます。
その次は肩、そして首。
一人で練習をしておいて。感覚をつかんだ後、人前に立った時にやって見ます。
3.必要なのは緊張した時に練習できる場所
最初はうまくいかないことも多いです。
少し緊張する場所で何回かやって見ると感覚がつかめます。
難しいのは少し緊張する場所を探すこと。
苦手な朝礼当番で緊張のさなかに力を抜いてみるというのは相当に難しい
プレゼンでお客様相手に話をしているときに力を抜くのも大変です。
そんな時、役に立つのがあがり症克服協会のワークショップやカルチャー教室です。何回か参加して、緊張感が少しずつ薄らいで何とか話ができるようになったころ、一度チャレンジしてみてください。
Gさんのおっしゃる「緊張してもいつも温かい目で見守ってくれる」仲間のいる場所ならきっと挑戦できます。
講座の予定、ご予約はこちらから!