あがり症克服協会認定講師のkobaです。
NHKカルチャーの名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのスピーチ塾」を行いました。
9月から始まった今回の口座も12月を迎え、いよいよスピーチの実践です。
毎月第二・第四日曜日の10時から12時まで開催しています。
元あがり症の講師が指導する教室であがり症の仲間と一緒にあがりを克服する6回のカルチャー教室です✨
1.あがりを克服するためには準備が大事
私たちあがり症の人間が、人前でスピーチをする予定があるときに原稿を準備せずに本番に挑むことはまずないでしょう。
もし、原稿を書かずに本番を迎えるとしたら、元々あがり症でないか、それとも仮病を使って逃げると決めているかどちらかでしょう(笑)
それでも、原稿を書くことを少しずつ延ばし、前日になって慌てて書いて少し手直しをする。
もしかすると本番直前になっても原稿をブツブツ読みながら手直しをしている。
なんてことがあるかもしれません。
よくわかるなー?
もちろん!
私もあがり症で、本番の会場でも自分の番が廻ってくるまで原稿の手直しをやっていました。
準備が大事という知識はあっても実践は難しかったのです。
原稿は早めに準備する。準備した原稿を使って練習する。本番になったら人の話をよく聞いて原稿のことは忘れることが大切です。
2.あがらないためにどんな原稿を用意するのか
原稿を用意するときに何を考えるか。
色々ありますよね。
テーマをどうするか。
誰に話すのか。
どんな材料を使うのか。
どの順番で話すのか。
私は自分の話し言葉で原稿を用意することが大切だと思っています。
今はインターネットという便利なツールがあるので材料に行き詰まるとグーグル先生に聞くと色んな材料を調べることができます。
インターネットにある言葉をコピペして原稿を作ることもできます。
でも、こうして作った原稿で本番に挑むと失敗することが多いのです。
なぜか?
自分の言葉ではないからです。
他人の頭が紡ぎだした言葉はその人の考える単語・順番で書かれています。
これを強引に丸暗記して話すこともできますが、どこかで詰まったとき次の言葉が出てきにくいのです。
材料を参考にするのは構わないと思いますが、あくまで自分の言葉に置き換えて原稿を用意しましょう。
次の言葉を忘れて立ち往生することが少なくなります。
自分の言葉で書いた原稿を早めに仕上げ、たっぷり練習をしましょう。
どう練習するかは教室で。
3.あがらないための本番での心がけ
何回も練習して本番の日を迎えます。
それでもドキドキしながらも人前に立って視線をいっぱいに浴びながら話し始めます。
上ずりがちな声も発声練習で鍛えた声で抑え込み1~2分話していると不思議と落ち着いてきます。
この時に聞いている人の顔をよく見てください。
あなたの話す言葉に頷いてくれているでしょうか。
原稿を書くときにここは理解してほしいと思ったポイントがあるはずです。
そこに神経を集中しましょう。
それがあがらない事につながります。
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