あがり症克服協会 小林です。
NHKカルチャーの名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのスピーチ塾」を行いました。
9月から始まった本講座も第3回目。名古屋の中心栄にあるオアシス21。そのそばにあるNHK名古屋放送センターで日曜日の午前中に教室は開かれます。
1.すでにあがり克服は始まっている
あがり症克服協会の門を叩いた時に、あがり克服は始まっている。
講師を含めたベテ生(継続年数の長い受講生のことをこう呼んでいます)が良く言う言葉です。
一人であがり克服は難しいのです。私はベッドに本を持ち込むほどの活字中毒なので、あがりに悩んでいた頃、対策本をたくさん読みました。
理解できたように思いますが、あがり卒業とはなりませんでした。
今ならよくわかります。知識だけでなく繰り返し実践して身に着けることも必要なのです。
そうすると学んだ知識の意味が本当に理解できてくる。
一口に「あがり症」と言いますが、少人数でも人前に立つと緊張する人、10人を超えると緊張する人、電話の受け答えがダメな人、平気な人。フリースピーチが苦手な人、朗読が苦手な人。
色んなケースがありますがどんな人でもあがり克服はできます。
必要なのは、同じ悩みを持つ仲間と、あがりの状態を理解できる元あがり症のコーチです。
2.あがり克服にはまず引き受けよ
私が初めてこの教室に受講生として参加したのは10年も前のことですが、初回に自己紹介がありました。
人前であがることを解消したくて教室に来たのですが、人前に出て話をしたくありませんでした。
当然のようにドキドキ、足ははガタガタ。上ずっている自分の声を聴いてますますあがっていきます。
どうやって自席に戻ったのかもよく覚えていませんでした。
今考えると変な話ですが、これ以上人前で話したくないから講座を辞めてしまおうかと考えていました。
でも、人前に立つことから逃げていては何時までたってもあがり克服はできません。
「いつかは堂々と人前で話せるようになりたい。」
そう考えてここに来たので、人前で話す機会はチャンスだったはずです。
皆さんも、人前で話すチャンスがあれば積極的に買って出てください。
3.昨日よりあがらずに話せたら自分をほめて
人前で話す予定ができればこっちのもの。
あなたの通うカルチャー教室やワークショップの講師に相談をしてください。
きちんと原稿を用意して、練習して本番に挑みましょう。
そして、無事スピーチができたとしましょう。
終わった後は反省会が始まります。
「質問があったけど、うまく答えられたかどうか不安。」
「練習の時よりも速く喋ってしまったようで、5分早く終わってしまった。」
口をつくのは反省の言葉。
ここは人前で話すことを買って出て、無事終了した自分を褒めましょう。労いましょう。
反省も大切ですが自分の進歩を評価することはもっと大切です。
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