あがり症克服協会 daisukeです 🙂
あがり症克服オンライン個人レッスンを行いました‼
オンライン個人レッスンとは、教室に通わなくても自宅からPCやスマホなどを通して在宅で60分間オンラインであがり症克服の個別指導を受けられる講座です✨
1.遠のいていた人前機会
今回ご受講いただいたKさんは、かつて協会の講座にたくさん通われていた方でした。
ベーシック講座、個人レッスン、カルチャースクールなど熱心に通っていただき、とても真摯に取り組まれていた結果、すっかり人前ではあがり症状を発することなく見事に克服の人生を歩んでこられました!
しかし世の中の状況が一変、新型コロナウィルスの拡大・感染防止のため講座に通うことができず、人前がルーティンではなくなった習慣生活となり、ある日人前での発表機会が来たところ、また以前のように息苦しさを始めとしたあがり症状が出るようになってしまいました。
こういうケースの方は実は他にも多くいます。
在宅で人前機会が減り、しかし、数カ月ぶりに人前機会がやってきて、得も言われぬ緊張体験をしてしまう。。。
色んな習い事と同じで、実践を止めてしまうと、スキルが衰えていってしまいます。
講座に通わなくても、日常の中で人前機会があればキープできますが、一切そのような機会がなく数カ月と過ぎるとかなり感覚は鈍ります。
とはいえコロナ禍の中なかなか外出できずにどうしようと悩んでいたところ「オンライン個人レッスン」を発見していただき、「こんなのがあるんだ!安心!」と思っていただき早速お申し込みされました。
お任せください、このレッスンで元に戻しましょう😊
2.息苦しさの原因と対処法
Kさんがあがったときの症状として一番の苦しみと言われる「息苦しさ」。
この原因は、呼吸の仕方にありますので、腹式呼吸を活用した腹式発声で話をすることで、解決することができます。
もう一度しっかりと腹式呼吸の基礎からおさらいをしました。
丹田の位置確認、腹横筋の動かし方確認、そしてその動きに呼吸を絡めていく動作。
少し肩が上下するところがありましたので、上半身の力はとにかく抜き、お腹だけで呼吸を行うよう見直していきました。
さすがかつて通われていただけあって、正しい形に戻るのはあっという間でした👍
そしてその呼吸法に声を乗せて発声練習。
とても伸びやかで張りのある声✨
お腹の底からしっかりと出ています。
Kさんは体の使い方のバランスを少し忘れていただけでした。
息苦しくならない発声方法をカラダが思い出したので、あとは原稿読みの実戦練習です。
3.目線をあげてあがり克服完成!
ご自身でしっかりと原稿をまとめられてきたKさん。
一度読んでいただくと、さすがに抜群!
話す速さ、声の大きさ、声のトーン、どれをとっても内容がきちんと伝わってくるほど文句はありません。
「昨日、仲間内で練習したときは全く声が出なかったのですが…今日は発声練習をしっかりやったのがよかったのかも知れません」
そうですね。胸式呼吸で発表すると心臓のドキドキと相まって過呼吸のようになり息継ぎのタイミングすら分からなくなってきます。
腹式呼吸をしながらの発声をすることでこのような状態にはならなくなります。
それを早速思い出せたのは、かつて通っていた経験があるからです!
やはり努力は裏切らず、自分のためになるということを証明されましたね😊
一点アドバイスさせていただいたのは、時折顔を上げましょうということ。
原稿を見っぱなしよりも、一番後ろの人に向かって声や視線を届けるようにした方が、人から見られているという意識が下がり、あがりも下がります。
ずーっと最後まで「読みっぱ」になるよりも、自分にとってもちょうどいい間ができます。
全体としてゆっくり話すことができ、ちゃんと原稿を見てくれているかという確認もできます。
2回目はその辺りを意識していただき、バッチリ顔を上げて話せるようになりました。
本番では対面側に練習したときの仲間の方が座られるとのこと。
であれば、その方に向かって届けるように話せばよいのです!
オンラインでもしっかりと発声の仕方を習得していただき、「あとはやるだけ!」と前向きな笑顔を見せてくださいました。
なかなか外出ができない方も、家で悩む必要はありません。
在宅であがり克服!
ぜひオンライン個人レッスン、オンランワークショップをご活用ください😉
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