あがり症克服協会 認定講師daisukeです 🙂
あがり症克服オンライン個人レッスンを行いました‼
個人レッスンとは、60分のカウンセリングと個別指導を行うことにより、各々の緊張の悩み、症状を確実に改善へと導く講座です✨
1.人前から逃げないで引き受ける!
今回ご受講いただいたFさんは、昨年ベーシック(初級)セミナーをご受講いただいた方でした。
ベーシック受講前は、人前がひどく苦手で、汗がすごく、声も震えてきて息苦しくなるのがお悩みでした。
そんなFさんですが、ベーシック講座でしっかり取り組まれた結果、
講座受講後、20~30人くらいの発表機会ではあがることなく大成功をおさめられたそうです!!
この時点でもう、おめでとうございます!!ですね✨
そして今回、今度は100人の前で挨拶することになったと言います。
「20~30人くらいであれば平気になりましたが、100人となると不安があるので、
もう一度呼吸法と発声法を確認したいのと、原稿の組み立て方を学びたい」というのが今回の受講動機でした。
このお話を聞いたときに、「逃げないで引き受ける!」を実践していて素晴らしい!と思いました。
「逃げないで引き受ける!」はベーシック講座でいつも私が最後のメッセージで伝えていることです。
その上で、不安や悩みがあるときは、また私たちを頼って欲しいと。
忠実に守られているから、改善も早く、そして周りの人からも心配され、スピーチの機会がやってくるのですね。
こうなったらしめたもの、完全に負のスパイラルから抜け出して、成功体験のスパイラルに入ってきました😊
2.100人の人前であがらずに話す方法
経験のない人数を前にすると緊張感はやってきます。
自分が話す番が来たときが緊張のピークです。
しかしそこで、第一声自分の声が出せると、そこから次第に緊張は和らいでいきます。
緊張感のある中で自分の自信がある声を出せるようになるには、
やはり「腹式発声」がしっかりできることがポイントです。
聞き手が20人だろうが100人だろうが、自分がやることは同じなのですが、
人数の多さに緊張してペースを少し乱されると、とたんにあがりがやってきます。
そうならないためには、自信がつくまで練習あるのみです。
腹式呼吸は、息を吐くときにしっかり丹田を意識して腹横筋を使います。
おなかはぺったんこにして、横隔膜を持ち上げるように、息を口から吐き出します。
オンライン画面でお腹の動きをしっかり確認しました。
初めは動きが小さかったため、繰り返し実践しました。
数回実践するとコツを掴み、誰が見てもお腹の動きが分かるようになりました😊
初めは1日5回の練習でもOKです。
しっかりやると、けっこうキツイものです。
慣れてきたら、10回、20回と増やしていきます。
筋トレと同じです。
いきなり急激な負荷を与えても良くありません。
1日だけ集中してやるのもあまり意味がありません。
毎日少しずつでも継続して行うことが、一番上達します。
3.原稿は話しながら組み立てる!
Fさんが一番の苦手という原稿作成。
原稿は、紙とエンピツで作りこめば作りこもうとするほど、
本番はガチガチになりやすいです。
Fさんと会話をしながら、原稿を組み立てていきました。
会話だと、スラスラと言葉が出て来ます。
話しているうちに、あっという間に、1分~2分のスピーチネタが出来上がってきます。
上手く話そうとすると、立派な原稿を書かなきゃと思い、
そしてペンが進みません。
文字通り固まってしまいます。
原稿は考えてこなかったというFさんでしたが、
レッスンの中で、ものの3分くらい会話した中で、
2分スピーチの素案ができあがりました。
1回目、とりあえず原稿を見ながら声に出してスピーチしてもらいました。
骨子はできあがっています。
2回目は、なるべく原稿を見ないで、話してもらいました。
聞き手にに目を配るように。
1回目と全く同じ言葉でなくていいんです。
むしろ、1回目より2回目の方がいい言葉が出てくるものです。
実際、出てきました。
そして、3回目、4回目。
繰り返すほどに、スピーチがご自身の納得のいくものが出来上がってきます。
「あとは繰り返しこれを練習すれば大丈夫ですね!」
そう、嬉しく言っていただけました✨
Fさんが抱えていたお悩みは解決し、あとは本番まで準備・練習を積み重ねるだけとなりました。
オンラインでもしっかりとお悩みをお聞きし、解決策をご提示、改善していただくことができます。
リアル講座でも、オンライン講座でも、どちらもお好きな方をお選びいただける。
いい時代になったものですね😊
どちらの講座も効果は抜群。お悩みの方、お待ちしています!