あがり症克服協会kaoです。
先日、NHKカルチャー仙台教室を担当しました!
NHKカルチャー教室は、1クール6回の講座で、毎月1回行われています。
あがり症の基礎知識から、スピーチ実践まで、半年かけてじっくり学び実践します。
今回は、新型コロナ対策として、講師はマスク着用、席の間隔を空ける、換気、手指の消毒、
咳エチケット等、配慮して行いました✨
この記事を読んでいただいている人の中で、
「朝礼スピーチが苦手・・・」
とお悩みの方もいると思います。
NHKカルチャー仙台教室に通っているHさんも、そのお1人でした。
先日、そのHさんから「朝礼スピーチ上手くいきました!」と、嬉しい報告がありましたので、
今回は、そのHさんのスピーチ成功の、3つのポイントをご紹介します♪
1.ポイント1【原稿を作る!】
毎月必ず職場の朝礼で、3分スピーチの順番が回ってくるHさんは、
緊張して声がふるえる、息が苦しくなるなど、あがりの症状に悩んでいました。
そんなHさんの、朝礼スピーチ成功の1つ目のポイントは、「原稿作成」です。
Hさんは、いつもビッシリと原稿ネタが書かれている手帳を持参して、
教室に参加していました。
NHKカルチャー仙台教室では、毎回、原稿を作っていただきます。
「なぜ、原稿をつくる必要があるのか?」
それは、頭の中にある話したいことを、一度整理するためです。
人前で発表するときに原稿を作らない、ということは、旅行で地図を持たずに、
知らない場所へ行くことと同じです。
だいたいこっちの方だと出発してみたものの、道に迷い遠回りしたあげく、
本当は行きたかった場所に到着できない。
人前での発表も同じで、原稿を作らずに、頭の中でだいたいコレについて話そう、
と話し始めたら、話題があちこちに飛び、迷走し、どんどん緊張してしまって、
最後には言いたいことの半分も言えずに終了・・
そんな経験ありませんか?
短いスピーチでも、話したいことを、紙に書いたり、パソコンに打ち込むことで、
着地点が見えます。
Hさんの朝礼スピーチの成功も、まずはこの原稿作成がありました。
2.ポイント2【みんなの前で練習!】
Hさんの朝礼スピーチ成功、2つ目のポイントは、「みんなの前で練習」したことです。
教室や自宅で作った、朝礼スピーチの原稿をもとに、教室のみんなの前で発表しました。
ときには、原稿を見ながら、ときには、原稿をお守り代わりに手に持つだけにして。
私たち講師、そして受講生のみんなからフィードバックをもらい、
良かったところと、直した方がいい点を見つけ、改善していました。
その繰り返しが、「朝礼スピーチ上手くいきました!」の報告につながったのです。
3.ポイント3【本番後、即効メモ!】
Hさんの、朝礼スピーチ成功の3つ目のポイント、
それは、会社で本番発表したあと、即効でメモをしたことです。
みなさん経験ありませんか?職場や学校で、本番のスピーチをしたあとの、
「あー緊張した、次の発表も憂鬱・・・」
「また失敗した、もうヤダ・・・」
「緊張する自分て情けない・・・」
という、ひとり反省会。
実は、Hさんも、この反省会ばかりしていたそうです。
反省するのは悪いことではありません。
でも、そこで終わらせるのはモッタイナイ、
なぜなら、悩んで自分を責めて終わり・・・と、なりがちだからです。
そこで、Hさんは、スピーチ後、ひとり反省会をホドホドにしました。
そして、時間をあけずに、気づいたことを手帳にメモすることで、
次回「どうすればいいのか」を明確しました。
反省は大事です、でもそこで立ち止まらず、次へつなげる事はモット大事。
それがHさんにとっては、発表後の即効メモでした!
今回は、Hさんの朝礼スピーチ成功の3つのポイント、
①原稿を作る!
②みんなの前で練習!
③本番後、即効メモ!
をお伝えしました。
人は、1ミリでも上達している、前進している、という感覚があると元気になれます。
あがり症克服協会では、そんな方たちをたくさんサポートしています。
次はあなたの番です!
元あがり症の講師、そして同じ悩みを持つ仲間と一緒に、あがり症卒業を目指しましょう♪
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