あがり症克服協会・認定講師の山口伸一郎です。
NHK岐阜教室、10月クール最後の講座です。
1.あがり症克服教室卒業、でも、これからが本番です!
3月と言えば卒業シーズンですね。当教室でも卒業される方がいらっしゃいました。5年間通われたWさん。教室は勿論の事、各種イベントにも積極的に参加されて、何度も受賞されてます。教室内では、新人さん始め皆さんに積極的に声をかけ、皆を引張り、誰からも慕われる学級委員長のような存在でした。そんなWさんから、スピーチの中で『今回で卒業します!』とのサプライズ発言が。皆さん、初耳でビックリ。その後、本人は涙、涙の立派な卒論スピーチ。これは緊張の涙ではありません。本当の感謝の涙です。最後の言葉が『皆さんに会えて本当に良かった』と。教室の皆さんは、あがり改善という共通の事を勉強している同志です。堂々と『あがり』について話が出来ます。会社や地域社会だけでは出会えないような出会いがあります。この人脈は今後も貴重な財産となります。卒業したWさんにとっては、これからが本番です。いざ人前チャンスが来た時には、5年間の勉強の成果で、以前の自分と違っている事を実感する事でしょう。いや、実感します。


2.過去の自分と比較して、あがり改善効果を実感!
クール最後の講座であったため、ベテ生さんから『過去の自分と比較して』のテーマでスピーチがありました。
・皆の顔をゆっくり見れるようになった。
・早く終わりたいと思わなくなった。
・おちが言えるようになった。
・スピーチの時間配分が出来るようになった。
素晴らしいですね。新規の方に良くある事ですが、ベテランの方と自分と比較して、『スピーチが上手ですね』『あがり症には見えません』等の意見があります。目標にする事はいいと思いますが、ベースも改善スピードも人それぞれですから、比較対象としては過去の自分にする事が大切です。
3.あがり改善には、諦めずに継続する事が大事!
入会半年(6回)のTさんからは、『あがりの現状とこれから』のテーマでスピーチありました。『まだ、あがり改善の実感はない』と。あがり症は、ベースも改善スピードも人それぞれです。半年で改善の実感がないからと言って辞めると現状維持、もしくは悪化するだけです。失敗のトラウマが蓄積されるだけです。Tさん本人も自覚しており、スピーチ最後に『未来は自分の言葉で決まるので、ポジティブに考えて教室を継続します』と。とおっしゃってました。自分で絶対にあがり症を治すぞ!と強い意志を持ち、諦めずに継続する事が大切です。


次回のテーマは、新クール初回なので『自己紹介』です。
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