あがり症克服協会 daisukeです 🙂
NHKカルチャー福岡教室であがり症克服セミナーを行いました‼
今クール定期講座の第4回目です。
一口にあがり症と言っても苦手な場面はひとそれぞれです。
今回は朗読ミニ発表会を行いました😊
1.朗読が苦手?フリースピーチが苦手?
人前が苦手な人の中にも、2パターンの人がいます。
どちらかというと朗読が苦手なタイプと、
どちらかというとフリースピーチが苦手なタイプです。
(両方とも苦手という選択肢は除きます。)
朗読が苦手な人の理由としては、
全部読まなくてはならないというプレッシャー、
間違えずに読まなければならないというプレッシャーなどが理由としてあがってきます。
朗読が苦手な人に言わせると、
「フリースピーチの方がまだごまかしが効くから」
というのがラクな理由だそうです。
「だそうです」と言ってますが、私も朗読の方が苦手でした😊
フリースピーチの方が苦手な人からすると、
「ただ書いてあることを読むだけの方がまだマシ」
という理由です。
フリースピーチの方が苦手な人は、
自分のことをオープンに話すのが苦手な人が多いように思います。
さて、どちらもあるのですが、
この日は朗読を重点的に行いました。
もちろん、NHKカルチャー福岡教室にも朗読が苦手なあがり症でお悩みの方が
いることを知ってのことですよ✨
2.あがらずに朗読をするために必要なポイント
なぜただ書いてあることを読むだけなのにあがるのか?
それは、そのシチュエーションが怖いからです。
なぜ怖いのか?
それは、みんなにどう思われてるかが頭の中にこびりついているからです。
朗読をしている間、聞いている人はシーンとしています。
みんな、集中して「私」が話していることを聞いています。
だけど、無反応です。
ノーリアクション。
だんだん、「どう思われているか」がエスカレートしてきます。
・なんか私、変かな・・・
・みんなに見られてて怖いな・・・
・緊張していることを悟られていないかな・・・
頭の中は、自分のことでいっぱいです。
このあたりになると、姿勢も悪く(猫背)発声が弱い、早口になる、本の内容は全然入ってこない、という三拍子が揃ってきます。
こうならないためには、カラダとココロの両面から対策していくのが効果的です。
朗読の3つのポイントです。
1.姿勢・発声
2.ゆっくり読む
3.聞き手に伝わるように
「1.姿勢・発声」
→姿勢が悪くては声が出にくくなります。緊張してなくても震える声になり息苦しいです。
まずは姿勢をよくして息の通りを良くします。これだけでカラダはだいぶラクになります。
「2.ゆっくり読む」
→「早く終わらせたいから早く読む。」は、自分のあがりを助長させてしまいます。
早く終わらせたい気持ちは分かりますが、ラスト1行ならまだしも、
まだ先が長いところであると、緊張を悟られないように早く終わらせるのは無理です。
「あがってきたときこそゆっくり読む」をやってみます。
腹式呼吸を交えてです。
そうすると、リカバリを開始することができます。
「3.聞き手に伝わるように」
→自分に向いていた意識を他人に向けましょう。
あがりのことをずっと気にしていてもあがりはなくなってくれません。
朗読する内容をしっかり味わいながら、
聞き手に伝わるように話してみましょう。
話の内容に没頭できたとき、あがりは軽減されていきます。
3.朗読の練習はあがり症克服に効果的!
朗読は、実はあがり症の克服度合いがとてもよく分かるのです。
なぜなら、同じ内容を読むので、動画に取っておくと変わっていく様子が
一目瞭然で分かるのです👍
同じことを繰り返せば繰り返すほど、
必ず上達します。
継続は力なり!ですね。
この日は2チームに分かれて、
それぞれのチームが1つの物語を分担しながら前で発表しました。
朗読が苦手な方からも
「いい成功体験ができました!!」
と言っていただけました😊
怖さを乗り越えて、チームであがり症克服の階段をまた昇りましたね!
おめでとうございます✨
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