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あがり症克服コラムColumn

人見知り度チェックで初対面でのあがりを解消

人見知り度チェック

2016.04.30

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あがり症の人は、大勢の人前で話すのが苦手なだけでなく、初対面の人と会話をするのが苦手な、いわゆる「人見知り」の人も多いと思います。
私もそうで、幼少期の頃はかなり重症でした。
親戚の前ですら、人と目を合わせない、一切しゃべらない、母の後ろに隠れて出てこないというありさまで、祖母からは「懐かないから可愛くない」と言われていたとか。
4歳頃まではまともに言葉を発することができず、母は発達障害の疑いで病院へ行こうか悩んでいたそうです。
とにかく内向的で、引っ込み思案な子供でした。
幼少期の頃の写真は、オール仏頂面。それはそれはブサイクです。(苦笑)
それが今や、こんな風になってしまいまして(笑)、人生って不思議ですね。

 

転機となったのは、高校生の頃に始めた、ハンバーガーショップでのアルバイトでした。
人と接するのも、訓練なんですね。
自分から挨拶することの気持ちよさを知ること、人に話しかけることで誰かに感謝されることで、人付き合いがどんどん楽に楽しくなりました。

あるテレビ番組でこんな面白い企画をやったことがあります。
街頭で「あなたは人見知りですか?」というアンケートを取り、「自称・人見知りチーム」と「自称・人見知りじゃないチーム」の2チームに分けます。
それぞれ10名ほどを別室に分け、その行動を隠しカメラでモニタリングします。
(モニタリングしていることと、企画内容は伏せています。)
「自称・人見知りチーム」は、案の定、誰一人として会話しません。
ずっと下を向いているか、ケータイをいじるか。
ただひたすら30分以上の時が流れ、動画のはずなのに、モニターはまるで静止画のようでした。
途中、スタッフさんが「ご自由にどうぞ」とお菓子とジュースを差し入れるのですが、誰もまったく反応しません。
一方、「自称・人見知りじゃないチーム」は、すぐに会話を始めます。
差し入れが入ると、「食べますか?」「どうぞどうぞ!」「ありがとうございます!」と、さらに会話が弾んでいました。
最後に、タネ明かし。
「自称・人見知りチーム」の方に話を伺うと、「話しかけるのは勇気がいる」、そして「何を話したらいいかわからない」ということでした。
初対面でも緊張せずにスムーズに話すためには、月並みですが「まずは自分から挨拶する」そして、「たくさん経験すること」これに尽きます!

人見知り度チェック
□人の目を見るのが苦手
□飲み会やパーティーなど人と会うのが苦痛
□初対面の人に対して、自分から挨拶できない
□電車やバスで席を譲ることができない
□お店で注文したいのに、店員に声をかけられない
□会議やセミナーで積極的に発言できない

対人が苦手な人は、まずは自分から挨拶する、積極的に話しかけることから始めることをお勧めします。
自分から話しかけることで、人に喜ばれる、感謝されるという「OK体験」を数多く積んでいきましょう!

From:鳥谷朝代

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