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あがり症克服コラムColumn

急な司会もこれでバッチリ!会議・会合であがらない方法

急な司会もこれでバッチリ

2017.03.29

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社内や取引先での会議、地域や学校での会合など、あがり症にとって、「いつ発言を促されるかわからない」シチュエーションは、非常に緊張するものです。

また、年齢やキャリアが上がってくると、進行や座長を頼まれることも増えてきます。

いつ何を頼まれても落ち着いて話せるようにしておきましょう。

1、遅刻、無断欠席は厳禁

緊張しやすい人に限って、ギリギリに到着する人が多いのですが、会場の雰囲気やハコの大きさに慣れるまでに時間がかかり、緊張しやすくなってしまいます。

それ以前に、遅刻や無断欠席はルーズな人という印象を与えてしまいます。

社会人としての基本マナーを守りましょう。

2、発言が途絶えたら、すすんで発言し話題を提供する

会議・会合は話し方を学ぶ絶好の機会です。

「今日も何も言えなかった」「ああ言えば良かった」と後悔するより、まず発言してみようと努力することです。

3、話の流れに沿った発言に心がける

緊張すると前後の人の話が耳に入らなくなるもの。

しかし、会議の論点や周りの状況を把握せず、ピントはずれな発言をして、司会者から「今はこれこれについての話をしているので、その話はあとにしてください」と言われてしまったら、せっかくの発言も台無しです。

今、何が話し合われているかをしっかりと把握することで、「待ち緊張」を減らすこともできます。

4、急にコメントを求められたときも何か発言する

意見・コメントを求められたとき、「何もありません」では場がしらけます。

突然指名されてもすぐにコメントできるよう、会議中は人の意見に耳を傾け頭を整理しておくことです。

日頃から話し方教室などでとっさにコメントをする訓練しておくとよいでしょう。

5、意見は簡潔に話す

意見を求められたときは、簡潔で短く話すこと。

長い話や何が言いたいかよくわからない話は周りに迷惑です。

空気を読まない長話は迷惑行為と心得ましょう。

6、断定的な言い方をしない

「それは間違っている」「そんなことはない」と相手の意見を頭から否定してしまっては、感情的な言い争いになり、見ていて見苦しいものです。

反対意見を言うときは、「おっしゃることはよくわかりますが」「それはごもっともですが」などといったクッション言葉をうまく使い、相手の立場を尊重するようにします。

会議・会合の司会を頼まれたら

司会や座長はハードルが高く感じると思いますが、絶好の機会ですので、ぜひ挑戦してみましょう!

1、よく通る声でハキハキと話す

全員によく届く声、聞き取りやすい発音、丁寧な言葉遣いは司会者の絶対条件です。日頃から発声・発音のレッスンをしておきましょう。

2、見た目の印象にも気を配る

司会者は声だけでなく、しぐさ、表情がそのままメンバーに伝わってしまいます。

話し方だけでなく、身だしなみ、表情、視線に配慮しなければなりません。

3、公平・公正な運営をする

メンバーに対して先入観を持たず、公平な態度で接します。

特定の人の発言が続いたら、他の人が発言できるように促します。

一言も話していない人がいたら、司会者から話題を投げかけ、参加しやすい雰囲気にします。

議論が白熱してきても、司会者は感情的にならず冷静に議事進行します。

出席者から発言を引き出し、ひとりひとりの意見を尊重しながら、整理し、まとめ、ある結論へ導き出すのが会議における司会者や座長の役割です。

メンバー全員が公平に扱われたと感じ、有意義な会議だったという満足感を持って帰っていただけるかどうか、その進行・演出が司会の腕の見せどころです。

そこが司会の難しさであり、楽しさでもあります。

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